控訴審を控える共に民主・李在明代表、弁護人を選任せず訴訟記録受理通知の受け取りも拒否 公選法違反事件
韓国与党・国民の力では11日、最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が公職選挙法違反事件の控訴審裁判手続きを故意に遅延させていると主張した上で「裁判遅延の小細工をしているのではないか」と批判した。 【写真】一審で「懲役1年・執行猶予2年」を言い渡され法廷を後にする李在明代表
国民の力の朱晋佑(チュ・ジンウ)法律諮問委員長は見解文で「李在明代表は控訴審手続き後に弁護人を選任せず、訴訟記録受理通知さえ受け取っていない」「これには裁判開始を阻もうとする意図があるものとみられる」と指摘した。 そして、「刑事訴訟法によると、訴訟記録受理通知を受け取ってからでないと裁判が始まらないが、9日に発送された通知をまだ受け取っていない」「一審判決後、1カ月近く弁護人の選任を先送りしていることも、通知を避けようという意図なのではないかと疑われる」と主張した。 また、「かつて、共に民主党の崔康旭(チェ・ガンウク)議員が同様のやり方で裁判を遅延させた前例がある」「巨大野党の代表が裁判遅延の小細工を使うのは不適切だ」と批判した上で「李在明代表は訴訟記録受理通知を直ちに受け取り、二審の裁判に堂々と臨むべきだ」と要求した。 ハン・ソンウォン記者