コの字型の平屋で心地よい暮らし。両側に大きな窓があるLDKは、明るく開放感抜群
一年じゅう明るくて、開放感抜群のLDKを実現した住宅事例を紹介します。3年半前に平屋の家を建てた日刊住まいライターは、中庭を囲むコの字型の間取りにして、南側にリビングを配置。南北に大きな掃き出し窓を設置したことで、日中は照明要らずの明るくて開放的なLDKを手に入れました。壁が少ないことで懸念されたコンセントは、床に取りつけることで解決。快適に過ごしている様子をレポートします。 【図面】コの字型の平屋の間取り
明るいLDKに憧れて大きな窓がとれるコの字型に
筆者は、夫と子ども4人(11歳、8歳、5歳、3歳)の6人暮らし。3年半前に南北に広い土地を購入し、平屋の家を建てました。 南向きの明るいリビングに憧れがあった筆者。中庭のあるコの字型の間取りを採用して、LDKを南側に配置。そして、この南側と、中庭に面した北側に大きな掃き出し窓(上の間取り図の赤い矢印部分)をつけました。約27畳のLDKが、この南北の大きな掃き出し窓にはさまれています。 ちなみに窓の大きさは、南側が幅432×高さ220cm(幅108cmの窓4枚)、北側が幅255×高さ220cm(幅60cmの窓2枚と幅135cmの窓1枚)。 LDKは、玄関からのアクセスも良好。帰ってきたら、家族が集まるLDKを通る間取りになっています。
明るいLDKで日中は照明をつける必要なし!
この写真は、キッチンからダイニングを見たところです。LDKを縦長に配置し、南北に窓を設置したことで、とても明るいLDKになりました。 南側(写真左手)には、約180cmの軒が出ています。夏はこの軒が強い日差しをさえぎってくれます。一方冬になると、日がリビングの半分まで差し込み、日中は照明をつける必要がないほどの明るさに。
暖かい窓辺やダイニングは、自然に家族が集まる場所に
日が差し込む南側の窓の近くには、子どもたちが集まってきて座り込み、本を読んだりカードゲームをしたりすることも。 また冬でも晴れの日には、この大きな窓のおかげで暖かいです。明け方に一度暖房をつけて部屋を暖めれば、日中は暖房要らず。 平屋ということもあり、窓は防犯性も高いものを採用。さらに断熱性能にこだわったことも正解でした。 リビングだけでなく、明るいダイニングにも、自然に人が集まります。おやつを食べたり子どもがお絵描きをしたりと、家族にとってお気に入りの空間です。