大谷翔平、走塁面の成長は「リードと帰塁」二刀流再開後も盗塁は「もちろんいく準備はしたい」
ドジャース大谷翔平投手(30)が10日、複数のメディアによる合同インタビューに応じ、今季自己最多の59盗塁と大きく飛躍を遂げた走塁面に言及した。 【写真】大谷翔平が妻の真美子さんとNBA観戦デート 【走塁に関する一問一答】 -盗塁、走塁面でつかんだもの 盗塁は一番は帰塁ですかね。リードと帰塁が一番ですかね。 -スタートではなく そこまでですかね。しっかりとした姿勢で構えて反応できれば、ある程度いいスタートが切れると思うので、それよりはしっかりとしたリードを取りながら、けん制がきたときにしっかり戻れるという自信があることがスタートを切る、または二塁に進んでいく過程で大事だなという感じですかね、今年に関しては。 -来季は二刀流でプレーするが盗塁、走塁への意識の変化はあるか 誰が前後を打つのかとか、それにもよったりするので。今年最初2番で、ムーキー(ベッツ)が1番で。ムーキーがけがから帰ってきたときはスイッチしましたけど、それによってある程度走塁に関しては変わったりすると思うので。後ろで、例えばゲッツーの多い打者がいるのかによってある程度、失敗のリスクが少し高い場面でもいったほうがいい場面というのもあると思いますし、点差によっても。そこら辺は臨機応変にというか、何年もメジャーでやってきましたけど、前の年と全く同じラインアップという可能性はないので、必ずメンバーが誰かしら変わってクリーンアップも変わっていくことの方が多いので、そこは新しく入った選手ともコミュニケーションをとりながらやっていく必要があるかなと思いますね。 -二刀流復活で盗塁数が減るという声もあるが 数字はもちろん積み重ねでしかないので。特に盗塁に関しては成功数よりも失敗数の方が、僕は大事にしたいと思っているので、何本企画するか、企画した中で成功する割合が高ければそれが勝利につながる可能性が高いと思うので、まずは大前提として失敗を減らしていくという作業をしながら、いけるときにはもちろんいく姿勢というのは、例え投手としてその試合の中で投げていたとしても、進塁したほうが可能性が高いのであればもちろんいく準備はしたいなと思っています。