【独自解説】「生活は楽になる?」「給料はあがる?」乱高下する株価、急速に進む円高…「で、結局どうなるの?」をズバッと解説!私たちの暮らしに大きな影響を与える“神様”とは?
今、世論調査の人気では、かなりトランプ前大統領に肉薄していると言われています。しかし、トランプ前大統領は、「今回のアメリカの株価下落は“カマラ暴落”だ」、「アメリカで株が落ちたのはハリス副大統領のせいだ」と批判しています。 トランプ前大統領は、自分が政権にいた時も、今度大統領に返り咲いたとしても、とにかく「株を上げるんだ」ということをすごく切り札にされています。「俺はビジネスマンだ」と。その理由は、アメリカの成人の6割である有権者が、日本と違って株を買って貯金を増やしているという事情があるからです。
では、「ハリス副大統領は何をするんだ?」と言われても、まだ名前が上がって数週間ですから見えてこないわけですね。そうすると、ハリス副大統領がとっても期待するのが、この株の未来を、アメリカの未来を左右する“神様”です。 恩和な顔のこのご老人ですが、世界的には超有名です。「株の神様」、「投資の神様」。言ったことはほぼ100%当たる。この人から予言めいた会話を聞きたくて、お昼ご飯一緒に食べてもらうのに200万ドルは出すという金持ちが世界中にいると言われているぐらいの人物。ウォーレン・バフェット氏です。
この人は、昔は民主党、つまりハリス副大統領の党に献金していたんです。今はもう「政治と距離を置く」と言っています。この人が「応援するぜ」と言ってくれたら、「景気対策どうするんだ」と言われても、「後ろに“神様”がついている」という風になる…と、言われているんですが、まだ何にも発言はされていません。
なお、皆さん、「これアメリカの話だから我々関係ないんじゃないの?」と思わないようにしてください。バフェット氏の一言で東京の株も上がったり下がったり、為替が動くと言われているんです。 だいぶ前にバフェット氏はこう言いました、「日本は買いだ」。気は変わってないでしょうね? (『読売テレビ』特別解説委員・高岡達之) (「かんさい情報ネットten.」2024年8月6日放送)
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