【独自解説】「生活は楽になる?」「給料はあがる?」乱高下する株価、急速に進む円高…「で、結局どうなるの?」をズバッと解説!私たちの暮らしに大きな影響を与える“神様”とは?
日本で育てた野菜、卵、鶏ですが、これらを作るための要素が輸入なんです。為替が円高に触れてくれると、これらの値段が「落ち着いてきます」。 そして、ご飯です。「日本中の田んぼで作っているじゃないか。為替は関係ないじゃないか」と言う人もいるかもしれませんが、最近、お米がないんです。スーパーでも、お買い上げは一人一袋まで二袋までとなっています。 理由は外国の観光客です。「日本食をとにかく食べたい」と、お寿司も爆食いです。ドンブリも爆食いです。「ご飯が足りない」ということも言われていますが、これも“円安”だから、観光客がたくさん来ていたわけで、“円高”になりますと「落ち着いてきます」
■岸田首相が気にする今回の乱高下…「で、政治はどうなるん?」
さて、株を買ったり売ったり表舞台でしていた人で、今回の乱高下を一番気にしている人は、そう、岸田首相です。 その岸田首相がなんで気にするかというと、首相は当然9月の自民党の総裁選勝ち抜いて、自分が解散をしようと思っているわけですが、解散の理由に直撃してきます。その解散の理由として、与党の幹部の人が、ひょっとしたら議席を減らす数を最小限にできる、下手したら勝てるんじゃないか、と言っているのは「物価高対策解散」です。
色んなものの値段が上がり、また、お給料も上げてくれたと言いながらも、びっくりするほど上がっているわけじゃない。一方で今、ガス代や、燃料代で補助金が出ていますが、これも足りなくなって冬になった場合は、また現金支給を考える…そのためには野党の反対を押し切る必要がある…なので、“解散総選挙”をする、という絵を描いているのです。
しかし、物価が落ち着いてしまったら「物価高対策解散」はできません。株価もこのまま株安になったら、上がると言っていた給料にも歯止めがかってしまいます。
■世界的な株安を気にするハリス副大統領…「で、アメリカ大統領選はどうなるん?」
実は今回、日本だけではなくて、株価は世界で落ちています。やっぱり日本の株もアメリカの株も連動していると言われているわけですが、もう一人、大変この世界的な株の安さを気にしているのが、ハリス副大統領です。
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