JALの「次世代国際線フラッグシップ」最新機が日本降臨! まさかの「8号機が7号機より早く受領」…なぜ?
「8号機」なのに7番目
JAL(日本航空)が2024年に運航を開始した次世代長距離国際線主力機「エアバスA350-1000」。同社にとって導入7機目のA350-1000となる「JA08WJ」が12月、羽田空港に到着しました。 【写真】ピカピカ!これが「JAL次世代フラッグシップの8号機」全貌です A350-1000はJALの現在の国内線主力機「A350-900」の胴体延長タイプにあたり、同社にとって、約20年ぶりに導入する長距離国際線向け主力機です。現在主に欧米などの長距離路線を担当しているボーイング777-300ERの後継にあたります。 A350-1000の客室はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで239席を設置。客室は全面的に刷新しており、姉妹機であるA350-900などに採用している国内線最新仕様のデザインを意識した「日本の伝統美」をモチーフにしたインテリアです。 例えばファーストクラスは他の航空会社ではあまり類を見ない、150cm超の高い壁を設置した完全個室型タイプ。座席は通常時の「ソファー」モードに加え、半分を座席に半分をベッドとする「シート&シングルベッド」、席をすべてベッドとして使う「ダブルベッド」、計3モードが選択できる個性的な仕様となっています。 なおJA08WJは、同社向けA350-1000の7号機「JA07WJ」より先にJALに導入されました。この理由についてJALは「エアバスでの組み立てスケジュールに変更が生じたため、8号機であるJA08WJを先に受領することとなりました」としています。
乗りものニュース編集部