【雷神番外地】平本蓮とGW再戦決定の朝倉未来、代理戦争も4勝3敗で復活へ弾み
2024年の格闘技シーンを締めくくるRIZIN大晦日『RIZIN DECADE』序盤戦、『雷神番外地』がさいたまスーパーアリーナで開催され、朝倉未来と平本蓮の因縁ライバル代理戦争となる7vs7の全面対抗戦が行われた。オープニング映像で榊原信行CEOが、来年GWの朝倉vs平本の再戦をサプライズ発表したこともあって白熱した対抗戦は、チーム朝倉が4勝3敗で勝利した。 【リアルタイム速報】大晦日『RIZIN.49』後半第7試合から速報します!
朝倉未来現役復帰へ! 来年GWの東京ドームで平本蓮と運命の再戦
ボクシング界の『新悪童』ライアン・ガルシア(米国)の拳の負傷による安保瑠輝也戦延期で、大晦日RIZINの第1部が丸ごと消滅した中、その概要が明かされた第2部は「朝倉未来プロデュース」というもの。そこに因縁深い平本蓮が絡むという情報は漏れ聞こえていたが、正式に発表されたのは、朝倉率いるブレイキングダウン(BD)軍団と、平本率いるBlack Rose軍の全面対抗戦というものだった。 ただ、カード発表会見ではブレイキングダウンで恒例のオーディションを彷彿とさせる両軍の罵倒合戦が行われたが、この時、平本はインフルエンザで欠席。その後の前日公式計量では、今度は朝倉が登場しなかった。代理戦争とはいうものの、両者の絡みは思いの外薄く、どこかビジネスライクな「名義貸し」のような関わり方にも見えた。 今年7月末、『超RIZIN.3』で行われた両者の因縁試合は、平本の1RTKO勝利という衝撃の結果に終わり、朝倉は前言通り引退した。ところが試合後になって平本のドーピング疑惑が浮上。検査結果は陰性、当時のRIZIN現行規約的にも違反はないとしたが、医療目的で腿に注射を打ったという会見での平本自身の発言もあり、朝倉の引退に泥を塗る形となっていた。 しかし大晦日当日、朝倉・平本両陣営入場の最中で流された『雷神番外地』オープニング映像で、榊原信行CEOが朝倉に対して「引退するのは今のタイミングじゃない。5月4日の東京ドームを押さえた」と切り出し、「朝倉未来vs平本蓮2、『THE MATCH 2』でどうですか」とサプライズ提案した。場内が騒然とする中、両軍のリングウォークの最後には、朝倉と平本が再戦を約束するかのような握手を交わしたことで、再戦決定と朝倉の現役復帰が明らかになった。 朝倉本人も自身のInstagramに平本との再戦イメージ画像を投稿し、復帰を印象付けている。