「自分が表に立つキャラだとは全く思っていなかった」“不安”を乗り越えて立ち上げた立川アスレティックFCレディース・藤田実桜ファンクラブ誕生秘話【インタビュー|女子Fリーグ】
フットサル界を“一緒に”盛り上げたい
──フットサル界の課題みたいなところを解決したいといった気持ちもあるのでしょうか? もちろんそういう気持ちもあります。私はこれまでに代表を経験させてもらってきましたが、働きながら夜に練習していましたし、女子フットサル界としても今の環境が当たり前になっています。個人的にはそれもキャリア形成の面ではありだなと思いますし、全員が完全にプロになる必要もないかなと思います。 ただ、上を目指していくなかで、競技に集中できる環境を選択できることも必要だなと思っていて。それを自分が今回のように動いてファンクラブを運営していくやり方がわかったら、後輩や今後フットサル界で上を目指したいと子どもたちとかが目指せるロールモデルになれたらいいなと思っています。 ──改めてファンクラブを通してなにを届けていきたいですか? ファンクラブは一方的になにかコンテンツやグッズを提供するだけのことも多いと思いますが、それに加えて私のファンクラブでは入ってくれた人同士のつながりをつくってもらえたらいいなと思っています。先ほどクラブ活動と言いましたが、例えば、趣味が合う人とかで別の輪が出来てもいいですよね。 他にも、今後はチャリティーイベントとかも行っていくことで、会員の人が自然と応援の輪に入っているような流れもつくれたらなと思っています。フットサル選手である私を応援してもらった上で、そこからフットサル界全体を一緒に盛り上げていってほしいです。 ──一緒に、なのですね。 はい、一緒に。そしてファンクラブに入ってくれた人たちの幸せとか喜びとか、そういうものにつなげていきたいなと思っています。ぜひ注目して、一緒に盛り上げてください!