小池都知事定例会見8月4日(全文2)内閣改造「関心を払っておりません」
朝日新聞:朝日新聞の〓イトウ 00:18:32〓です。ちょっと2点ありまして、民進党の元環境大臣の細野さんが離党して新党を模索するということを周辺に伝えたということなんですけれども、小池さんに政治家として細野さんをどう見ていらっしゃるかということと、この動きをどう見ているかっていうことと。あと、小池さんに近い、若狭さんなどをはじめ、複数の国会議員が新党に向けていろいろなところで発言をしているんですけれども、こういった野党再編だとか、政界再編の動きを小池さん、政治家としてどう見てるか、教えてください。 くしくもみんな環境大臣を務めて、ということかもしれませんけど、細野さんはこれまでもいろいろ明確な発言などもしてこられた、非常に政治家として練度が高められてきたのかなというふうに思っております。いろんなお考えがあることなんだろうと思いますけれども、民進党が今後、どうなっていくのかについては、国政のほうでウォッチしていただければというふうに思います。 若狭さんについては、私はまさしく都知事として今、ここに立っているのも、若狭さんの後押しがあったからということでございますので、若狭さんが今後、国会で活躍される、その舞台を確保したいという思いで今取り組んでおられると思います。私は若狭さんに対しての思いからさまざま、支援できるところは支援したいというふうに考えております。はい。
臨時会を経て、今後どのような議会を期待しているか
産経新聞:産経新聞〓オオイズミ 00:20:31〓です。ちょっと都政の話に戻りたいと思います。来週の8日に都議選で新たなメンバーが選ばれて初めての臨時会を招集されると思います。その臨時会を経て、都議会の役割分担であるとか、いろんな人事が決まるんだと思いますけれども、都民ファーストの会が第1会派を取ったということで、提案型の議会として、議論をより活発に深めていきたいというような考えを第1会派として持っているようなんですけれども。9月に予定されている3定でも、受動喫煙条令などを活発に議論したいという考えもあるようです。 知事からご覧になりまして、臨時会を経て、どういった議会を期待しているか、どういった方向性に進んでいくのが望ましいかというのをお聞かせください。 小池:はい。8日からの臨時会はまさしく議長、副議長等を決める都議選が終わっての初めての会議となります。そこでは議会の構成ということが中心になろうかというふうに思いますが、私も8日の日、初めての新しい都議会に私自身が知事として座るということは、楽しみにいたしております。何よりも今回127人中、確か36人、女性議員が占めるということでございます。そのことを1つ取ってみてもかなり風景が変わっているんだろうなと。それを見ることを大変楽しみにしているところでございます。 それから受動喫煙など、都民ファーストの会として公約の1つが議員の提案による条令を1つずつ行っていきます、ということでございました。立法府と、国会における立法府である衆議院などとはシステム上、この立て付けは違うわけではありますけれども、しかし他の地方議会を見ましても議員の方々からの提案によるさまざまな条令が、政策的な条令ですね、これが各種出されていると。これまで都議会のほうではほとんどそういった政策に関わる条令というのはわずかであったということ。これは私はぜひ都民ファーストの会だけでなく、さまざまな会派が条令の提案、都政に、政策に関連する条令を提案を競い合うぐらいの気持ちでしていただくのは、結果的に議会と都政との間にある意味、政策の競い合いというような形になるのは、私はより活発な、そして都政全体が活性化されるのではないだろうかというふうに期待をしているところでございます。 何を最初に出していくのか等々は、まさしくそれぞれの会派が今、考慮中ということなんだろうと思っておりますけども、望ましい、新しい議会の誕生ということ、ぜひ加速度的に進めていただきたいと思っております。はい。