小池都知事定例会見8月4日(全文2)内閣改造「関心を払っておりません」
ニッポン放送:ニッポン放送の〓アイバ 00:14:32〓と申します。きのう、内閣改造があったと思うのですが、それについてのご所感、特に総務大臣、女性活躍担当の野田氏やオリンピック担当大臣の鈴木氏について特にお伺いできますでしょうか。 小池:はい。今回、改造の前に特区絡みの問題が大変注目されたわけでございます。実は東京都の再開発事業、いくつか特区に関係したものがございまして、例えば虎ノ門のインターナショナルスクールを開設することによって国際金融都市東京を再活性化するという計画がございますが、実はこれも1つ、この特区の活用の1例でございまして、この関係というか、これまでのいろいろな特区に絡む総理自ら、もしくは関係の方々との問題で、関係者がそちらのほうばっかりにエネルギーを取られていたのか、それらが滞っているのが事実でございまして、できるだけ早くこういった都の事業に関連したことなどを含めて、新しい政権でしっかりとスピーディーに取り組んでいただきたいというのがまず総論でございます。 その上で総務大臣に野田聖子さんが、また野田大臣は女性の活躍ということも兼任されるということになりました。もともと郵政大臣をお勤めになったということで、今の総務省の、ある意味、半分はとてもよくご存じでありますし、また岐阜のご出身ということで、地方の問題点についてはよくご存じ。さらには女性活躍という点では野党時代、ご一緒に、女性の活躍をするためには何が必要かということで、うんうんうなりながら政策を一緒にまとめてきたというのも事実で、これまでの流れでございました。そういったことからぜひ活躍をしていただいて、今回、2人しか女性の大臣があられないのですけれども、野田大臣お1人で10人分ぐらいの活躍をしていただきたいと思います。 また、オリンピック・パラリンピック担当の鈴木大臣は、私が環境大臣になる直前の大臣であって、いろいろ産廃の事件などもございまして、連携しながらその対応に当たった仲間ということでございます。また岩手、被災地ご出身ということもございます。復興五輪ということをうたってきているわけでございますので、自らがその復興五輪を被災地のほうでも、もしくはオールジャパンで盛り上げられるように。そしてまたその世界からご支援をご協力いただいたということから、世界へ復興の状況をお示しをして、感謝を伝えるといった意味でぜひ頑張っていただきたいと思います。 このあとわざわざお見えになるということで、久しぶりにお話しすることを楽しみにし、またお互いにしっかりと連携をしながら2020年の大会の成功ということを確認し合いたいと思っております。はい。