「俺は死んででも絶対に守ってやる」藤岡真威人にとってのヒーローは父・藤岡弘
テレ東プラス 撮影:倉持アユミ
ヒーローものから時代劇まで注目作への出演が続く俳優・藤岡真威人さんにインタビュー! 初代「仮面ライダー」でもある父親・藤岡弘、さんから受け継ぐ“ヒーロー遺伝子”、真威人さんにとってのヒーローは? 【動画】主演・藤岡真威人、桂正和の人気漫画「ウイングマン」実写化!
藤岡真威人にとってのヒーロー
――ご自身にとっての“ヒーロー”は? 「子供の頃のヒーローは“仮面ライダー1号”でした。リアルタイムでは見ていませんが、周りの友達が当時放送していた仮面ライダーシリーズが好きな中で、僕の家では“仮面ライダーといえば1号”というのが当たり前でしたから。 リアルなヒーロー像は、まさしく父です。父はよく『お前たちに何かあったら、俺は死んででも絶対に守ってやる』と真剣な眼差しで言ってくれます。どんなに疲れていても朝早く起きてお弁当を作ってくれたり、とにかく家族のために尽くしてくれます。家族だけでなく、周りに気づかいや配慮ができ、困っている人がいたら考えるより先に助けに行く、それが自然にできる父のような人に僕もなりたいと思っています。僕にとっては父がヒーローそのものです」 ――生まれた時から一番身近に“ヒーロー”がいたんですね。 「そうなんです。1号にも父にも共通しているのが、自分を犠牲にしてでも家族や世界、大切なものを守るために一生懸命頑張る――その姿こそヒーローだと思っています」
――今の藤岡さんにとって“このためなら戦える!”と思える大切な存在はありますか? 「うわ~たくさんありすぎて…強いて1つあげるなら“美味しいご飯”です(笑)。仕事が忙しくて疲れて帰った時に、美味しいご飯を食べると本当に幸せな気分になれるんです。米が大好きで、白いご飯と、それに合う味の濃いおかずがあれば幸せ。美味しいご飯を食べられたら、たいていのことは頑張れます!」 ――今日も朝から1日頑張りましたが、今夜は何を食べたい気分ですか? 「昨日は、ある仕事の打ち上げで焼肉店に行って、好きなハラミとタンをたくさん食べました。タレを濃いめにつけて、その濃さを中和させるために食べる白米が一番うまい!(笑) そんな幸せな昨日を踏まえての今日は、海の幸がいいかなぁ。お寿司とか最高ですね。寿司店にある鯛のお頭の煮つけも好きで、ご飯が進むんですよね(笑)」 【プロフィール】 藤岡真威人(ふじおか・まいと) 2003年12月28日生まれ。東京都出身。2020年SEGAのCMにて俳優デビュー。映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」(2021年公開)で、仮面ライダー1号/本郷猛役で特別出演。ドラマ「クールドジ男子」(テレ東)、「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(テレビ朝日系)、舞台「西遊記」などに出演多数。「ウイングマン」(テレ東)で地上波連続ドラマ単独初主演。出演作、映画「八犬伝」が2024年10月25日公開予定、12月本格時代劇「三屋清左衛門残日録」(BSフジ)の放送も控えている。 スタイリスト:柴山陽平 ヘアメイク:藤井まどか 衣装協力 スタジオ ファブワーク