外構をあと回しにして後悔。ムダな出費が発生&希望の門柱がつけられない
配管がジャマして門柱がつくれない
当初、玄関の近くに、ポストやインターホンが一体型になった門柱を、取りつけようと思っていました。そしてその周りに、ちょっとした花やグリーンがあるようにしたい、と考えていたのです。 しかし、「外構はあとからやる」と工務店に言ったことにより、ポストやインターホンの打ち合わせが、一切ないまま家づくりが進行。筆者も家の中のことを考えるのに精一杯で、気づいたときには、インターホンもポストも外壁に直接つける、という流れで進んでしまっていました。 そのため、写真のように駐車場の工事も進み、玄関の周りはコンクリートで埋められ、門柱もグリーンも実現できず。 その後、地面に埋め込んだポストを設置したいと思い、外構業者に見に来てもらうことに。ところが、筆者が設置してほしい場所には、配管があることが判明。結局、ポストを埋め込むことはできませんでした。 「外構はあとからやるけれど、駐車場のコンクリートはやってほしい」と、お願いしたばっかりに…。希望していた外観の玄関はかなわず、ガッカリです。
意外に高い外構工事。ローンに組み込んだ方がラクだった
外構工事はとにかく高いです。フェンスも70万円以上かかりました。芝生も敷いたので、その費用も…。 「住んでからじっくりやろう」と、安易に思っていたけれど、建てたあとも、なんだかんだと出費はかさみます。やろうと思っても、「そんなお金ないわ!」というのが、住んでからの感想です。 家づくりの際に外構費用も住宅ローンに組み込んでいたら、どれだけラクだったか…。 夫が言っていたとおり、外構工事をあとですれば、いろいろな業者と比較はできます。ですが、安くしようと思うと、たくさん相見積もりを取らないといけません。どこの業者が本当によい業者なのか、見極めないといけないし、根気も労力も要りました。 家に住んで4年、まだまだ外構はやりたいことだらけ。お金がかかるので、必死に貯金をしているところです。 家づくりの計画をしている頃の自分に助言できるなら、「フェンスや玄関ポーチ回りの外構計画も先にじっくり考えて!」と言いたいです。 ※住宅ローンに外構工事や設備費用を含めることができるかの条件は、金融機関によって異なります。具体的な内容については、ローンを借りる予定の金融機関に確認してください
花谷華子