バナナ以外も! エネルギー補給におすすめの食品10
ナッツ類、シード類
「アーモンド、ピスタチオ、くるみ、ひまわりの種、かぼちゃの種は、私が頼りにしているお気に入りのエネルギー補給食品です」と話すムーアさん。「ナッツやシードは、持続的なエネルギーに欠かせないたんぱく質、健康にいい脂肪、炭水化物、食物繊維を供給します。持ち運びがしやすいうえ、元気を出したいときにいつでも食べられます」 自家製のトレイルミックスを作ってもいいし、机の引き出しや車、バッグに忍ばせておける個包装のスナックを探すのもよさそう。
葉物野菜
種類が豊富な葉物野菜は、全種類制覇を目標にしてみよう。「ケール、クレソン、キャベツ、コラードグリーン、ルッコラなどの葉物野菜には、天然の硝酸塩が含まれており、脳と筋肉により多くの酸素を供給するのに役立ちます」と説明するブラトナーさん。さらに葉物野菜は、ビタミンC、ビタミンB群、鉄、マグネシウムなど、エネルギー生成を助けるさまざまなビタミンやミネラルを含む。「とくにほうれん草には、鉄分とプラントベースの鉄分の吸収を助けるビタミンCが含まれています」とバウアーさんは補足する。 サラダのベースに、ケールやロメインレタス以外の葉物野菜も取り入れてみよう。葉物野菜をパスタ、スープ、シチュー、卵料理に加えれば、ボリュームがアップするだけでなく、一日に必要なエネルギーも補給できる。
栄養酵母
プラントベース食では圧倒的に定番である「ヌーチ(栄養酵母の別称)」は、料理にチーズのような風味以上のものを追加してくれる。この黄金色のフレークはビタミンB群を豊富に含み、とくにビタミンB12は、摂取した栄養素を燃料に変える過程であるエネルギー代謝に不可欠だそう。栄養酵母は、乳製品を含まない「チーズ」ソースを作ったり、スープやシチューにとろみをつけたり、ポップコーンやロースト野菜に振りかけたり、お気に入りの料理でパルメザンチーズの代わりに使用することができる。
カッテージチーズ
人気再燃中のカッテージチーズは1カップあたり約25gのたんぱく質を含むおかげで、満腹感を高め、ブドウ糖のようなエネルギー源が急速に吸収されるのを防ぐのに役立つ。そのため、カッテージチーズを食べるとエネルギーが持続し、急激に低下することがない。さらに、カッテージチーズはエネルギー生成に不可欠なビタミンB12の優れた供給源でもあります、と話すブラトナーさん。 カッテージチーズがあまり好きではない場合、別の食べ方(パイナップルとカッテージチーズの組み合わせはしなくてOK)を試してみて。トーストに塗ったり、トマトやバジル、バルサミコ酢少々をトッピングしてもいいし、甘いものが好きなら、お気に入りのヨーグルトのトッピングと組み合わせるのもおすすめ。