バナナ以外も! エネルギー補給におすすめの食品10
さつまいも
このオレンジ色の塊茎は、消化に時間がかかる複合炭水化物の優れた供給源であり、ゆっくりと安定したエネルギーを供給してくれます、とブラトナーさんは説明する。「さつまいもは食物繊維を豊富に含み、血糖値の急上昇や急降下を抑えるのに役立ち、エネルギーレベルを安定させます」 さらに、さつまいもは細胞のエネルギー生成に不可欠なβカロチン(ビタミンAの前駆体)を含みます、とブラトナーさんは補足する。余ったさつまいもがあれば、角切りにして朝のオムレツに入れると、昼食までの満腹感の持続に役立つ。もしくは、くさび形にカットしたさつまいもをローストまたはエアフライヤーで調理して、手軽なおやつにするのもおすすめ。
バナナ
エネルギー界のスーパースターであるバナナは、カリウム、マグネシウム、ビタミンB、食物繊維、炭水化物(これらすべてがエネルギー生成に寄与する)を豊富に含む。さらにこの果物には、グルコース、フルクトース、スクロースという天然糖が3種類も含まれており、それぞれの吸収速度が異なるため、今すぐほしいひと押しのサポートと分散したエネルギーを供給してくれる。 「バナナからは、エネルギー補給に最適な単純炭水化物、ビタミン、ミネラルを摂取できます」と、登録栄養士でジョージア州アトランタにある「マリサ・ムーア・ニュートリション」の創設者であるマリサ・ムーアさんは話す。
枝豆
「大豆は、ゆっくり燃焼する炭水化物、食物繊維、たんぱく質の優れた供給源で、活動的なライフスタイルを保つのに必要なすべてのエネルギーを供給します」と話すバウアーさん。炭水化物とたんぱく質は、体内で燃料となるブドウ糖の補給に役立ちます、とムーアさんは補足する。 このおやつを楽しむために、わざわざ寿司屋や居酒屋に出向く必要はない。ほとんどのスーパーの冷凍食品コーナーで、皮が付いた枝豆と皮を剥いた枝豆の両方が販売されているので、日頃から数袋を常備しておくと、エネルギー満点の食事やヘルシーなおやつが用意できる。さらに、ロースト枝豆のスナック(塩分が多すぎないもの)を1袋購入しておけば、外出先でもサクサクのおやつを楽しめる。