岩井千怜、2週連続Vへ平常心「いつものルーチンでいけたら」 優勝なら米ツアー予選会免除
◆米女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック プロアマ戦(30日、滋賀・瀬田GC北C=6616ヤード、パー72) 前週の樋口久子・三菱電機レディスで今季3勝目を挙げた岩井千怜(ちさと、ホンダ)が最終調整した。「調子もまあまあ良い感じで来ているし、気持ちも今週優勝したいなと思っている。いつもと変わったことはせずに、いつものルーチンでいけたら」と普段通りの心境で大会に臨むと話した。 12月には来季米女子ツアー出場権をかけた最終予選会に出場予定。だが、今週優勝なら来季の米ツアー出場権を手にできる。「勝ったらQT(予選会)を受けなくていいのは助かる」と笑った。それでも予選会免除は強く意識せず、「どの試合も一緒の気持ちで臨んでいる。優勝できたらラッキーだし、そこまで自分で土台を作っていかないといけないので、ベストを尽くすだけ」と気を引き締めて2週連続Vを狙う。 同コースで開催された2022年大会は32位に終わった。今年はラフが短いといい、伸ばし合いになると話した。キーポイントにパターを挙げ、「グリーンは上からの傾斜が強いので速い。横についたところも、落ちてくる。(パターの)イメージが良い方がいいと思う」。今季の平均パット数は「1・764」で8位とグリーン上は得意。好調のまま大会に向かう岩井千が米ツアー制覇に挑む。
報知新聞社