日産R32「スカイライGT-R」歴は17年…エンジンブローで買い替えて2台目「当時はエンジンを載せ替えるよりクルマを買う方が安かったんです」
ドラッグレースやサーキット走行のために仕様変更を繰り返す
「最初はエンジンのみでしたが、友人のクルマを見るといろいろ手が加わっている。しかも、“やった方がいい”と焚きつけてくるので、どんどんステップアップしてしまいました」 OS技研のシーケンシャルトランスミッションにラインロックなどドラッグレースでも使えるアイテムのほか、ブレンボ製のブレーキもサーキットを走ると足りないという言葉を聞き交換した。ちなみにドラッグレースはこれまで1、2回しか参加していないが、「宝の持ち腐れですよね」と笑顔で語る。 インテリアはKansaiサービスのリフレッシュバーでボディを補強。シートはレカロで運転席が知り合いから譲り受けたバケットタイプ、助手席は表皮を貼り換えたリクライニングタイプを組み合わせた。赤がワンポイントで添えられたドアトリムは前愛車からの移植。こうしたさまざまな作業は購入してからガレージアクティブに一任している。
乗る時間は減ってもGT-Rを所有する満足度は変わらない
購入から12年が経過した現在は取り締まりも厳しくなり、近所の目も気になるようになった。それを考えて、今は仲間とのツーリングやアクティブ主催のイベントで動かす程度。普段乗りはしなくなったことで、現在の年間走行距離は約2000kmとなったが、GT-Rの魅力は色褪せることなく、とくにRB26DETTのエンジンサウンド、圧倒的な加速感だけで所有し続ける価値がある。「一度味わってしまうと離れられません」と八田さんは語る。 日常に特別な時間をもたらしてくれるBNR32。コンディションのよい状態をキープしながら、仲間とともにカーライフを楽しんでいくとのことだ。
山崎真一
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