【闘病】不正出血あっても検査を避けていたら… 「子宮体がん」発覚と辛いリンパ浮腫も発症
多くの女性が苦手意識を持っている子宮頸がん検診。個人差はあるものの、検査自体に痛みを伴うことや結果に対する不安もあるでしょう。今回お話を聞いた内田さんもその一人でしたが、数年ぶりに受けた検査で子宮体がんが発覚したそうです。 「子宮体がん」の初期症状や出血の特徴をご存じですか?【イラスト解説】 「何か異常を感じたら都合よく解釈せず、勇気を出して検査を受けることが大切」と訴える内田さんに、検査の大切さや闘病生活などについて伺いました。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
微量の出血に気付き、苦手意識のある検査を受診。そして子宮体がんの発覚
編集部: 病気が判明した経緯について教えてください。 内田さん: 2019年春頃から微量の出血があったのですが、薄い血尿のようでもあり、受診せずにいました。検査が痛いことも、受診のハードルを上げていました。 しかし、子宮頸がん検診を2~3年受けていないこともあって検査の予約を取ったのですが、その途端鮮やかな出血があったのです。 受診時に出血の件を伝え、エコーで内膜肥厚がわかったので、頸部だけでなく体部の細胞診・組織診も受けました。そして数日後に、子宮内膜がん(子宮体がん)と確定しました。 もう一つ、数年前から尿もれがあり、年齢的なものかと思っていましたが、これが症状の一つである「水っぽいおりもの」だったことをあとになって知りました。尿漏れのある女性は、ぜひ確認・検査していただきたいと思います。 編集部: どのように治療を進めていくと医師から説明がありましたか? 内田さん: 当時の病院の方針は、「悪性腫瘍の場合開腹手術を行う」でした。なので、私も先生から「開腹で子宮全摘及び骨盤リンパ節郭清をします。病理の結果によっては抗がん剤の追加治療が必要です。」と言われました。 編集部: 病気が判明したときの心境について教えてください。 内田さん: いつ誰ががんになってもおかしくないことは知っていたので、私も当たっちゃったか、くらいの心境でした。超楽天的な人間なので、「居候がいるのなら追い出すのみ!」と逆に張り切っていろいろ調べました。家には、看護師・医師向けの本が30冊くらいあります。