「当然、焦らせることはない」ソフトバンク小久保監督、離脱中の柳田悠岐と近藤健介について語る ポストシーズンへ向けてカギ握る2人
ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)がリーグ優勝から一夜明けた24日、ポストシーズンを見据えた今後のプランを語った。レギュラーシーズン残り8試合を戦い、10月16日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに臨む。 ■松葉杖でグラウンドへ…近藤が小久保監督と熱い抱擁【写真】 監督1年目での胴上げは、京セラドーム大阪で8度宙に舞った。「2月からこの日を迎えるために家族より長い時間を過ごしたメンバー。その人たちの手で上げてもらうのは監督冥利(みょうり)に尽きるし、本当に感謝です」と振り返った。 ポストシーズンをにらんだ戦略は、故障離脱中の柳田と近藤の復帰が鍵を握る。「選手生命を脅かすことになるかもしれない。当然、焦らせることはない」と前置きした上で、外野に柳田を起用し、DHに近藤を入れる青写真を描いている。 右太もも裏を負傷した柳田は20日に約4カ月ぶりに実戦復帰し、16日に右足首を捻挫した近藤は松葉づえ姿で胴上げに参加。「(柳田は)今週末に守備に就く。CSで守れるようになると、近藤が打つだけであればDHに回せる」と説明した。 残り試合も消化試合にはしない。ドラフト1位新人の前田悠、支配下入りした前田純は先発起用して経験を積ませる方針。さらに「タイトル争いもしっかり頭に入れながら」と話し、山川の本塁打と打点、有原の最多勝、モイネロの最優秀防御率など個人タイトル獲得も後押しする。(小畑大悟) 【#OTTOホークス優勝特集】 【おすすめ記事 優勝特集】 女性関係の不祥事で大批判…山川穂高を支えた妻の一言、小久保監督の長男&長女が父に贈る言葉、秋山幸二さんが語る小久保采配など西スポWEB OTTO!が総力取材したとっておき優勝記事がたっぷりです。 ▼下記の関連記事から▼
西日本新聞社