熱成型技術で快適なライドを実現!カナダ発の革新的なサドルが登場|REFORM
熱成型のポイントと注意点
熱成型は、専用の給電装置であるACパワーサプライを使用し、サドル後方のフレーム内部に配置された電熱線を加熱して行う。ちなみにサドルのセッティングには、十分なスポーツ自転車の専門知識と経験が必要だ。一度熱成型すると、その後のセッティング変更が困難になるため、サドルのセッティングは商品を購入したプロショップで行うのがよさそうだ。 ちなみに熱成型の効果が最も大きいのは1回目だ。2回目以降は効果が低下し、3回目までは一定の効果があるが、それ以降はほとんど変形しない。また、熱成型が可能なエリアは、荷重が集中するサドル中央より後ろの座面だ。熱成型時はサドル後方のフレームが高温になるため、取り扱いには注意が必要となる。 また、夏の炎天下や車内に自転車を置いても、成型時の温度以上にはならないため、変形することはない。しかし、ストーブやヒーターなどの暖房器具や直火の近くに長時間置いた場合には、変形する可能性があるので注意が必要だ。
Bicycle Club編集部