夏ガーデンでは貴重な「暑さに強い宿根草」厳選7つ。野趣あふれるたたずまいが美しい花
温暖化の影響で、年々気温が高くなる時期が早まっている昨今。今年も5月初旬頃から、各地で気温の上昇が予想されています。本格的に気温が高くなる前に、ガーデンの暑さ対策をおこなっておきましょう。 【写真全8枚】清涼感と野趣あふれるコモンマロウなど、夏ガーデンでは貴重な「暑さに強い宿根草」紹介します! これから苗の購入を考えている方は、暑さに強い植物を選ぶのがおすすめ。夏の暑さで花が咲きにくくなる植物も多いので、耐暑性の高い植物は夏ガーデンでは貴重な存在です。 そこで今回は暑さに強い宿根草を参考価格とともにお伝えします。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「暑さに強い宿根草」
・エキナセア ・ガイラルディア ・モナルダ ・ベロニカ ・ワレモコウ ・マロウ ・ギボウシ このゴールデンウイークに花苗の購入を検討している人も多いはず。植物の美しい花姿を見ながら、お庭計画を練ってみませんか! お気に入りの花、次でいっしょに探していきましょう。
【夏ガーデンの救世主】暑さに強い宿根草おすすめ7選
●エキナセア エキナセアは、夏の暑さにも負けずに開花する宿根草。傘のように花弁が下垂するユニークな見た目で、夏ガーデンのアクセントにもおすすめです。 もともと強健な性質ですが多湿が苦手です。地植えにする場合は、水はけのよいところで育てましょう。 ※参考価格:400~900円前後(3号ポット苗) ●ガイラルディア 夏らしい鮮やかなカラーの花を咲かせるガイラルディア。宿根草だけでなく一年草もあり、品種が豊富な植物です。「グレープセンセーション」はパープルの美しい花を咲かせる人気の品種です。 冬に地上部が枯れてくるので、枯れた葉は放置せず株元をキレイにしておきましょう。 ※参考価格:200~900円前後(3号ポット苗) ●モナルダ 夏ガーデンにピッタリの情熱的なレッドカラーの花を咲かせるモナルダ。まるで燃え上がる炎のような花の形も、とてもおしゃれです。他にもホワイトやピンクの花色があります。 夏の日ざしにも負けず開花するので、日当たりと水はけのよいところで育てましょう。 ※参考価格:200~1000円前後(3号ポット苗) ●ベロニカ ベロニカは、イングリッシュガーデンには欠かせない、美しい花が咲く宿根草です。品種が大変多く、いずれも群生すると見事なガーデン風景が楽しめます。 草丈が高く、花穂が印象的な品種もあれば、這性でカーペットのように広がる「ベロニカ・オックスフォードブルー」などがあります。 ※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗) ●ワレモコウ ワレモコウは、茶花として人気の宿根草。和のガーデンだけでなく、ナチュラルガーデンにもおすすめです。細い茎の先の花穂が美しく、レッドの花色は大人っぽい雰囲気が楽しめます。特徴的なギザギザの葉にも注目です。 暑さには強いのですが、夏の直射日光は避けるようにします。盛夏は明るい日陰に移動させましょう。 ※参考価格:600円前後(3号ポット苗) ●マロウ 放任でも育てることができるマロウは、夏ガーデンの主役にもなる宿根草です。草丈の高い品種が多く、なかには2メートル近く生長する品種もあります。一方で、草丈が30センチ程度の矮性種も存在します。 花にストライプの模様が入る品種はとくに美しく、ブルーやパープルの花色も印象的です。 ※参考価格:400~1000円前後(3号ポット苗) ●ギボウシ 定番リーフプランツのギボウシは、大きな幅広の葉が特徴的な宿根草です。シェードガーデンでも育てることができ、白の斑入りの品種などを植えるとガーデンが明るい雰囲気になります。夏にはホワイトやパープルの花も楽しめます。 直射日光の当たりにくい、明るめの日陰などが栽培場所として適しています。極端な乾燥に注意しましょう。 ※参考価格:600~1000円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は暑さに強い宿根草をお伝えしました。 宿根草は冬に地上部が枯れてしまう植物ですが、植えっぱなしでも毎年開花が楽しめる植物です。他の植物と組み合わせて植えると、植え替えなどの世話もぐんと減り、一年を通して花の絶えないガーデンを作ることも可能です。 上手に組み合わせて、素敵な宿根草ガーデンを楽しんでくださいね。
LIMO編集部