【レスリング】女子68キロ級・石井亜海が2年ぶりの全日本選手権優勝
レスリング全日本選手権が19日始まり、女子68キロ級で育英大学の石井亜海選手が優勝しました。 【画像】パリ五輪代表選考プレーオフでは残り9秒で逆転負けを喫し、試合後に涙があふれた石井亜海選手 石井選手は2023年9月にパリ五輪出場のかかる世界選手権に出場し、5位に入って日本の内定の枠を持ち帰りましたが、日本代表を決めるプレーオフで残り9秒のところで逆転を許し尾崎野乃香選手に敗れ、出場権を獲得できませんでした。 石井選手は予選を順調に勝ち上がり決勝トーナメントに進むと、準決勝で持永聖愛選手に10-0でテクニカルスペリオリティー勝ちを収めます。 決勝では長崎県レスリング協会の吉武まひろ選手と対戦。開始早々、攻撃を仕掛けると2点を先取します。その後も低くて素早いタックルで相手をコントロールしてポイントを重ねると、最後はアンクルホールドで10-0のテクニカルスペリオリティー勝ち。2年ぶりの優勝を果たしました。