【斎藤知事就任挨拶全文】「生まれ変わる」「耳の痛い話も聞く」と知事 ネット上の職員批判に対しては「温かい目」求める 「口だけ言っても誰も信用しない」という職員も
■「公務員なので誰がリーダーでも仕事するのみ」
職員B:斎藤さんに賛成反対あるだろうけど、我々は公務員なので誰がリーダーでも仕事するのみ。一緒に頑張るしかない。混乱を収めて欲しい。百条委員会とか第三者委員会で明らかになっていくのは見てきたい。
■「正直辞めたい。口だけ言っても職員は誰も信用しない」
職員C:選挙がおかしい。斎藤さんは、立花さんの演説を肯定も否定もしなかった。間違ってたら発信すべきだと思うけど、それもしなかった。元県民局長と同じ職員として、人権侵害が起きてたことは許せない。 職員C:職員たちは『どうしたらいんだろう』というのが多い。正直、辞めたい。今日の就任式でも『生まれ変わる』と言っていたけど、そこは信頼できない。口だけで言っても職員は誰も信用しない。職員が斎藤さんが生まれ変わったかどうかを判断するのは、最側近をどのように処遇するのか、1人空いている副知事にどんな人を就任させるのか。
■「県立大無償化、県庁舎建て替え、十分な議論経ず決定しようとしたプロセスで県庁が混乱した」
職員C:予算査定の議論を職員を巻き込んでするか。県立大無償化、県庁舎建て替え、それ自体がダメだから職員や県議の批判が集まったのではない。一部の限られたメンバーで、思いつきのような政策を、十分な議論も経ないまま決定しようとしたプロセスが県庁内の混乱の原因となった。 職員C:形だけの対話ならいらない。県庁舎を500億円にするとか、演説で言うてたけどそれもおかしい。どんな機能があって、耐震性でという話があり、そこから数字はでてくるもの。数字とか形ありきで、議論せずそれに向かうから職員は離れていった。これとは別に、当選したあとも百条委員会での追及は続けてほしい。これで、疑惑がなしになるなんておかしい。
■「SNSなどで職員が知事をいじめていると書かれ、動揺などにより、辞める職員も出てくると思います」
職員D:斎藤さんが戻ってくるとは、県職員誰も考えてなかったと思うので、どう接していったら良いのか、多くの県職員が不安だと思います。今回の選挙は、デマや真偽不明の情報が飛びかいました。また、SNSなどで職員が知事をいじめていると書かれ、動揺などにより、辞める職員も出てくると思います。 職員D:ただ、選挙で多くの人の信を得たのは事実です。割り切って県民の為に仕事を行っていく。 職員E:民間でいう『社長』が不在だったわけだから、誰であろうと正常に戻ったのはよかった。生まれ変わるという言葉を信じるしかない。 (関西テレビ 2024年11月19日)
関西テレビ
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