【斎藤知事就任挨拶全文】「生まれ変わる」「耳の痛い話も聞く」と知事 ネット上の職員批判に対しては「温かい目」求める 「口だけ言っても誰も信用しない」という職員も
■知事、県職員、議会が「一つのチームでやっていく」
これからやはり空白だった50日間を取り戻していく意味でも、特に来年の予算編成含めてしっかりこれから議論を皆さんとともにやって、良い施策、そして良い事業、良い取り組みをしていくということが大事です。 県議会の皆さんとの関係も、しっかり対応を重ねながら取り組みを一緒になってやっていく。 知事そして県職員の皆さん、そして議会が車の両輪となって、みんなで一緒に良い兵庫県をつくっていくということが本当に大事だと思います。 選挙も終わりましたので、一つみんなでやっていくという、一つのチームでやっていく。これを皆さんとともに進めていきたいと思います。 そして何よりも多くの県民の皆さんとともに、この兵庫県をもっともっとより良い兵庫にしていく。前に進めていく。県民の皆さんのための政治、県政をしていくということを心からお誓い申し上げたいと思います。
■「みんなで一緒にもう一度頑張っていきましょう」
今日から新たな兵庫県庁の、私、斎藤県政の新しいスタートになります。 皆さんとともに、そして皆さんへの感謝の気持ち、そして謙虚な心をもう一度心に刻んで、もう一度再スタート、一からやり直していくということで、頑張っていきたいと思います。 どうか皆様、そしてメディア関係の皆さまもこれから斎藤県政をしっかり見ていただくことは見ていただくということと同時に、県政の情報発信など、ぜひこれからもご協力いただきたいと思います。 今日からまたスタートになりますので、どうぞ職員の皆さま、そして何よりも県民の皆さま、斎藤県政のご理解、そしてお力添え、そして、また時には指導もいただきたいと、支援もいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 みんなで一緒にもう一度頑張っていきましょう。ありがとうございます。
■「人って変わると思わない。本心がどこなのかわからない」
一方関西テレビの取材に対し、斎藤知事の返り咲きについて兵庫県の職員は以下のように答えました。 職員A:謙虚にリスタートと言ってるが人って変わるとは思わないし、本心がどこなのかわからない。知事がっていうより側近がどうなるかが怖い。側近が返り咲いたらまた結局、知事は同じような行動するのでは。 職員A:パワハラは実際にあったって聞いてるだけに正義のように戻ってくるのが不思議。これも『噂やん』ってネットで批判されるんですかね。民意で選ばれたんで淡々と仕事やるのみ。
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