【斎藤知事就任挨拶全文】「生まれ変わる」「耳の痛い話も聞く」と知事 ネット上の職員批判に対しては「温かい目」求める 「口だけ言っても誰も信用しない」という職員も
■自分自身、これから生まれ変わる。一からスタートしていく。謙虚な気持ちをもってやっていきたい。
そのためにも、自分自身もこれから生まれ変わる。一からスタートしていくという気持ち。何よりもやはり謙虚な気持ちを持ってやっていきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いします。 私も人間ですから、これからもう一度再スタートさせていただくという中でも、やはりまだ至らないところも出てくると思います。こうした方がいいということもたくさんあるかもしれない。 そういった時にはぜひ服部副知事からでもいいですし、直接皆さんから『斎藤知事はもう少しこうした方がいい』とかっていう声も、ぜひ届けていただきたい。 耳の痛い話だからこそ、私は真摯に耳を傾けさせていただいて、自分自身に受け止めて、それをもっと良い県政をしていくために頑張っていくための糧とさせていただくということが大事だと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
■ネット上での職員批判「職員は一生懸命仕事をしている」理解を求める
県政運営は、これから本当に大事な局面です。そんな中で今回の問題になって、職員の皆様にもこの間多くのご負担をかけました。 特に、ネット上でかなり厳しい県職員の皆さんに対する指摘もあったということです。 ただ、多くの県民の皆さんに知っていただきたいのは、県職員の皆さんは本当に真面目に一生懸命働いて、県政を日々頑張ってやっていただいてます。 出先機関や現場の皆さん、そして道路や河川とか保健所や本当にいろんな病院も含めて、いろんなところで本当に真面目に一生懸命やっていただいてるのが、兵庫県庁の皆さんでございます。 本庁でも、幹部の皆さん、それから中堅、若手の皆さんも本当に一生懸命この50日間の不在の間も県政を支えていただきました。 その兵庫県庁の職員の皆さんが、あくまで県民の皆さんのために頑張っていただいているということをですね、多くの皆さんにもご理解をいただいて、これからも私とともに県職員は一生懸命仕事をやっていきますので、どうかご理解、そういった温かい目というか、理解をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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