「ガソリン代」が安くなりません… 夏休みは子どもを連れてドライブに行きたいので、節約する方法を教えてください。
燃費向上が期待できる車のメンテナンスポイント
燃費を上げるためには、運転テクニックだけでなく車の整備、つまりメンテナンスも重要です。特に注目したいのが、タイヤとエンジンへの定期的なメンテナンスです。 まずは、タイヤの空気圧を点検しましょう。(一社)日本自動車タイヤ協会の「タイヤの空気圧に関する調査」(調査実施:2020年2月、調査対象:20~60代のドライバー2000人)では、月1回以上タイヤの空気圧を点検している人は24.3%しかおらず、「直近1年以内には行っていない」と答えた人も15.2%という結果でした。 タイヤの空気圧が適正ではない状態で走行すると、燃費の低下だけでなく、重大な事故にもつながる恐れがあります。 また、エンジンオイルの定期的な交換も重要です。オイルの劣化によりエンジンの回転効率が下がるため、燃費が悪化します。車に付属しているメンテナンスノートを参照し、適切な時期にオイル交換をしてしっかりメンテナンスしましょう。 車の定期的な点検は、燃費向上だけでなく、安全面でも非常に重要です。出掛ける前には点検するように心掛けましょう。
ガソリンの支払い方法の検討
ガソリン単価に加えて、支払金額や方法の再検討も節約につながります。 まずは、利用するガソリンスタンドを見直してみましょう。フルサービスのガソリンスタンドよりセルフスタンドのほうが、一般的にガソリン単価は安い傾向にあります。自分で給油する手間はありますが、1リットルあたり3円安ければ、40リットル給油した場合に120円安くなります。 また、支払い方法についても検討してみましょう。ポイント還元率の高いクレジットカードやキャッシュバックのある電子マネーに切り替えると、実質的に割引価格で購入することになります。また、ガソリンスタンドが発行するクレジットカードを使えば、会員価格でガソリンの給油ができます。 さらに、高速道路に乗る前の給油も忘れないようにしましょう。サービスエリアにあるガソリンスタンドは、一般道沿いにあるガソリンスタンドよりも割高で、なかには10円以上高いケースもあります。