大阪でLGBTQツーリズム世界総会、45か国以上の旅行関係者が参加、アジアで初開催
IGLTA (国際LGBTQ+ 旅行協会/The International LGBTQ+ Travel Association)は2024年10月23日~26日、「IGLTA世界総会2024」を大阪で開催する。IGLTAは、LGBTQツーリズムの普及に取り組む旅行業団体で、大会には45カ国以上の旅行関係者が参加する。トークイベントや教育ワークショップなどを通じて、知見を共有したり、同業者と意見交換をしたりしながら、LGBTQツーリズムへの理解向上を図る。 アジアでの開催は初めて。大阪は同性パートナーシップ制度を導入しており、10月26、27日には国内外に暮らすあらゆるセクシュアリティの多様性を祝う消費者向け大型イベント「レインボーフェスタ!2024」も同時開催することで、地域のLGBTQ+のつながり拡大を目指す。 「IGLTA世界総会2024」は、レセプションパーティ、スピーカーセッション、教育ワークショップ、ネットワーキングで構成。専門家による新しいデータの紹介、生成AIの活用方法、ウェディング市場やZ世代について掘り下げる。 IGLTA会長兼CEO ジョン・タンゼラ氏は「アジアにおけるLGBTQ+ツーリズムの可能性を強調する重要なイベントとなる」などとコメント。大阪観光局理事長の溝畑宏氏も「アジア初の開催地に大阪が選ばれたことを誇りに思う。日本全国が提供する最高のものを提供したい」などと意気込んでいる。
トラベルボイス編集部