河村市長、パリ五輪フェンシング金の加納選手に「名古屋が生んだスーパースター、グッドジョブ」と祝意
河村市長、パリ五輪フェンシング金の加納選手に「名古屋が生んだスーパースター、グッドジョブ」と祝意
名古屋市の河村たかし市長は29日、市役所で定例記者会見に臨んだ。開催中のパリオリンピック・フェンシング男子エペ個人で名古屋にゆかりのある加納虹輝選手が金メダルを獲得したことについて、「どえらけにゃあ立派な方。大いに祝福したい」と祝意を表した。 【動画】名古屋・河村たかし市長が定例会見(2024年7月29日)
隣接市出身、名古屋市内のフェンシングクラブに通う
加納選手は名古屋市に隣接する愛知県あま市の出身で、小学生の頃から名古屋市内のフェンシングクラブに通っていたという。オリンピックでは2021年の東京大会で団体メンバーとして金メダルを獲得していたが、今回のパリ大会では日本人選手として始めて個人種目でも金に輝いた。 河村市長は「名古屋が生んだスーパースターのお一人ということで。グッドジョブ。サンキューベリーマッチ。アイラブユー」と呼び掛けた。
「アジア開発銀行」年次総会の2027年誘致を表明
2027年に開かれる「アジア開発銀行(ADB)」の第60回年次総会を名古屋市が誘致する方針を固めたと表明。「(参加者は約)5000人がおみえになるということで、大都市じゃなきゃいかんと、手を挙げるのは結構だと思います。少しでも名古屋を知ってもらえればありがたい」と述べた。 財務省によれば、ADBはアジア・太平洋地域を対象として1966年に設立された国際開発金融機関。欧米を含む68の国や地域が加盟し、日本は設立以来最大の出資国となっている。年次総会は毎年開かれ、日本ではこれまで東京や大阪、福岡など5都市が開催地となっているが、名古屋では未開催だった。
市教委の金品授受問題で8月末に最終報告も「それで済ませる気ない」
名古屋市教育委員会の金品授受問題で、第三者の調査検証チームが8月末をめどに最終報告をまとめることについて、「一定の報告は出されると思うが、それで済ませる気はぜんぜんありません」と、市としては9月以降も何らかの調査を続ける意向を示した。 チームは2月の発足以来、大学教授や弁護士らの委員が市教委や教員団体関係者らにヒアリングを続け、人事への影響などを調べている。一方、今月までに市民から約80件の情報提供が寄せられているという。 河村市長は、前市長で教育長も務めた松原武久氏へのヒアリングについても「それはやらなあかんでしょう」と述べた。 (関口威人/nameken)