子どもの習い事、辞める理由で多いのは?理由の伝え方や例文【体験談あり】
習い事を始める際のご挨拶は笑顔で伝えられても、辞める時のご挨拶は難しいものですよね。今回は、習い事を辞めたい場合の「いつまでに伝える?」「どう伝える?」についてお伝えします。
いつまでに「習い事を辞める」と伝える? 辞める理由は?
習い事を辞めることを伝える時期は、一般的には1か月前までです。教室の規約に辞める場合の規定があるなら、それに従って連絡をしましょう。 避けたいのは、1週間前や当日になって突然「辞めます」と伝えること。また、発表会など大きなイベントが控えている直前も、できれば避けたほうがよいでしょう。 急な退会は教室側の負担になる可能性がある上、月謝の引き落としや教材準備などでトラブルも起きやすくなります。先生とお子さまの突然の別れにもなり、悲しい思い出になってしまうかもしれません。 「立つ鳥跡を濁さず」の精神で、余裕をもって伝えられるようにしましょう。 【辞める理由は何が多い?正直に伝えるべき?】 ベネッセが運営する保護者サポートアプリ「まなびの手帳」が全国の保護者に実施したアンケートによると、習い事を辞めた理由のTOP3は、1位「相性が合わなかった(22%)」、2位「学業などほかのことに専念するため(19%)」、3位「時間が合わなかった(15%)」でした(※1)。これらの理由は、正直に伝えたほうがいいか迷うこともあるでしょう。 辞める理由は言わなくても構いません。教室や先生からあまり詮索されることもないでしょう。もし聞かれても、「家庭の事情で......」などと答えるだけで十分です。あるいは「経済的理由で」「送迎が難しくなって」「うちの子には早すぎたようで」などと伝えてもよいでしょう。 【習い事を辞めやすいタイミングは?】 習い事を辞める際には、タイミングもポイント。辞めるとはいえ、お子さまが「ここまでがんばってきたな」と達成感を持てるようにできるといいですね。そのためには、次のようなタイミングが良いでしょう。 ・進級や進学のタイミング ・今取り組んでいるカリキュラムが終わるタイミング ・習い事での目標を達成したタイミング ・新しく挑戦したいことが見つかったタイミング