子どもの習い事、辞める理由で多いのは?理由の伝え方や例文【体験談あり】
【メール・メッセージアプリでの伝え方と例文】 メールでのご挨拶が可能な場合は、手紙を書くつもりで。普段の口調で文章を書くと「雑!」という印象を与えたり「何か不満があったのかな」と心配をかけたりしてしまうので、よりていねいさを意識しましょう。 メッセージアプリでの連絡は正式な挨拶にはならず、あまり好ましくありません。もし規約で問題ないとされていたり、先生から許可をもらっていたりしてメッセージアプリでも構わない場合は、メールに準じる形で伝えてください。 なお、メールやメッセージアプリでの返事がない場合は、数日後に電話して確認すると良いでしょう。 <メール・メッセージアプリでの伝え方(例)> ABCピアノ教室 (先生の名前)先生 いつもABCピアノ教室で(お子さまの名前)がお世話になっております。 母(父)の(名前)です。 事情により、(日付)で辞めさせていただくことにいたしました。 (年数・月数)の間ご指導いただき、ありがとうございました。 先生にご指導いただいて(できるようになったこと)ができるようになり、(お子さまの名前)の自信にもなりました。 先日も(お子さまの名前)から(教室での出来事)と聞いて、私も嬉しく感じております。 先生のご指導のおかげです。 本当にありがとうございます。 本来なら、直接お伺いしてご挨拶すべきところ、メールにてお伝えする失礼をお許しください。 残りわずかではありますが、(日付)までご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。 (保護者の名前)
保護者に聞いた!習い事を辞めることを伝えるときの工夫
「まなびの手帳」が実施したアンケート(※1)には、習い事を辞めることを伝えるときの全国の保護者のさまざまな工夫が寄せられました。角が立たないような伝え方や、前向きな伝え方、辞めるまでのステップの設け方など、ぜひ参考にしてみてください。 【目標を達成したことを伝える】 ● 本人がもう満足していて、目標達成した事をアピール。また本人の気持ちが変わったら相談させて下さいと伝えました。(小学4年生の保護者) ● 目標設定をクリアしたら辞めると入会時から話していた。(小学6年生の保護者) ● 先生にも初段で辞める話はしていたので初段を取った時に本人には菓子折りを持たせてお礼に行かせ、私は別日にお礼の電話をしました。(中学3年生の保護者) 生徒の目標達成は、指導者にとってもうれしいもの。目標達成を実現したことをお礼と共に伝えれば、先生も指導への達成感を感じられそうですね。 【前向きな理由で今後を応援してもらう】 ● 個人経営の書道教室でしたが、遅くても1ヶ月前に申し出るようには気をつけた。本人からサッカーをやりたいから習字を辞めたいと申し出があったので、そのように伝えた。先生も、「他にやりたいことあるなら頑張りなさい!また、書き初めの宿題の時にいらっしゃい!」と声をかけてくださった。(小学5年生の保護者) ● 他にもやりたいことがあるので、色々試して本人のやりたいことを見つけていきたい(と伝えた)(小学1年生の保護者) ● 指導者の指導方法に疑問があった点もありましたが、よかった点を伝えつつ、今までの感謝の気持ちを伝えました。また、本人が別のことで打ち込みたいことがあることを伝えました。(小学5年生の保護者) これまで指導してくれた先生だからこそ、子どもの前向きな気持ちを応援したい気持ちは強いはず。お子さまが頑張りたいと思っていることを伝えて、エールを送ってもらえるといいですね。