楽天マー君の開幕第2戦起用は”落合采配”に重なるV戦略?!
彼は楽天復帰会見で「2013年で皆さんの印象が止まっている部分はあると思う。求められるハードルは高いと思っている。そこを飛び越えてやる、っていうのもやりがいとしてある」と語っていたが、石井監督の打ったローテー2番手起用策は、田中の勝利確率を間違いなく高めるだろう。 石井監督は「2勝1敗」を狙い、落合監督は「1勝2敗」を狙ってのエースの開幕外し戦略で、その意図に多少の違いはあるが、ひょっとすると、監督手腕が未知数の石井監督は戦略家なのかもしれない。 涌井は、この日、石井監督から「開幕よろしく」と、開幕投手を伝達された。 「開幕投手は3年ぶりですけど、いつもどおり投げるだけです。石井監督の最初の試合なので、石井監督にウイニングボールを渡せるように頑張ります」 球団を通じてこうコメントを残した。 ちなみに2004年の落合中日は広島との開幕カードで、川崎は2回を持たず5失点KOされたが、チームは4点差をひっくり返して逆転勝利。第2戦は野口で勝利。第3戦は川上が延長11回を投げ切っての劇的サヨナラ勝利で3連勝を遂げている。