不倫夫役だった岡田将生は「聞き上手なタイプ」、結婚観に変化も…33歳になった高畑充希の“転機”「良くも悪くも現実的に…」
今年(2024年)11月19日、俳優の高畑充希が同業の岡田将生と結婚することをInstagramのアカウントで発表した。馴れ初めは昨年秋、Amazon Prime Videoのドラマ『1122 いいふうふ』(配信スタートは今年6月)で夫婦役で共演したことだという。 【画像】岡田将生は優しげな顔でみつめ…高畑充希“夫婦”の純白ウェディングショットを見る
2人が演じたのは“仲はいいけどセックスレス”の夫婦
俳優どうしが夫婦や恋人の役での共演がきっかけで結婚するというケースは珍しくない。役に没入すれば、リアルな恋愛感情が生じるのはごく自然ともいえる。しかし、このドラマにそうしたパターンが当てはまるかというとちょっと疑問ではある。それというのも、本作に登場する夫婦は仲はいいけれどセックスレスで、夫には外に妻公認の恋人がいるという設定だからだ。 もともと渡辺ペコの原作マンガのファンだったという高畑は、自ら演じてみて結婚観に変化があったらしい。配信に際して岡田とともに応えたインタビュー(『AERA』2024年6月17日号)では、《この作品をやって「いい夫婦とはなんだろう?」「人と一緒に生きることにおいて、何が自分の中で大事なのか?」など自分と向き合わされた感じがします。結婚=キラキラ、みたいなイメージから、良くも悪くも結婚に関して現実的な発想になったというか》と明かした。
誰かと一緒にいるために頑張ることが自分を成長させる
もっとも、そのあとには、《いまは女性もガンガン働く時代だし「何のために結婚するのか?」を考え出したら一生踏み出せないと思う。(中略)なにより誰かと一緒にいるために頑張ることが一番自分を成長させるのかも、と本作で感じました》とも語っている。岡田もこれに応じるように、《この作品は夫婦で見ても楽しいはず。お互いに意見を言い合ったり、笑ったりしながら見てもらえれば嬉しいですね》と視聴者に期待を込めた。 高畑もまた別のところで《この作品が夫婦関係で自分の性とどうバランスを取るかについて話し合うきっかけになるといいなと思いました》と語り、劇中の夫婦も話し合いをあきらめないところが素敵だと話している(『日経WOMAN』2024年7月号)。なお、先の岡田とのインタビューで高畑は彼のことを《聞き上手なタイプですよね》と評した。ここから察するに、彼となら何かあっても話し合えると見込んだからこそ結婚を決めたのかも……と、つい邪推してしまう。