【ニッポン、大丈夫?】中国人の「高級マンション」爆買いの実態 2億円超を現金一括払い “投資”と“移住用”?
今後日本への影響は?
中国人富裕層のマンション爆買いは、日本へどんな影響があるのでしょうか? 中島氏によると、メリットとしては、中国富裕層の資産で日本が潤うこと、さらに将来的に中国の富裕層が定住することによって日常的に日本にお金を落とすことが期待されます。 デメリットとしては、マンション価格高騰で日本人が買いにくくなること、これまで日本に来る人は、留学や働くためになど「日本を勉強している人」「日本語が話せ日本文化も分かっている人」が多かったですが、富裕層は、日本語が話せない、日本文化の知識がない人もいるため、今後、日本人とのトラブルが起きる可能性があるということです。 ――他にはどんな影響が考えられますか? ジャーナリスト 中島恵氏: 中国政府もこれが行き過ぎると、何らかの規正が起こる可能性があります。 橋下徹弁護士: 1点気になるのが、中国人がではなく、日本は中国の土地を買えないんです。であるならば、僕は中国の人も日本の土地を買えない、これは国際法の中の「相互主義」という考え方なんですけど、その考え方が必要なのかなと。「定期借地権」などで、日本に投資をしてもらうのは賛成なんですが…。 MC谷原章介: 僕が心配なのは、外国籍の方、例えば中国は「相続税」がないと。そうなったときに、例えば代が変わっても日本の不動産は持ち続けられるのか、そうなると日本としては課税ができないじゃないですか?日本としては、そこら辺が気になるのですが。 橋下徹弁護士: 外国人の相続の問題は、色々な組み合わせによって課税非課税があるのですが、原則、中国に限らず、外国人が被相続人で、外国人が相続人の場合には、皆相続税払わず、自国で相続税を払ってくださいとなっています。 だから、ちょっとここは中国の方だけではないのですが、基本的にこれは景気循環の課程の中のプロセスの一つだと考えていますので、外国の方にどんどん買ってもらって、日本が潤って経済活動に使うということでいいのではないのかなと思いますけどね。 (『めざまし8』 2024年7月22日放送より)
めざまし8