名古屋市・河村市長が定例会見2月1日(全文2)とんでもない話、許しがたい
リコール署名問題報道の受け止めを
東海テレビ放送:東海テレビの【タケダ 00:43:51】です。リコールの署名問題で不正が8割以上というような報道もなされていますが、市長、あらためてこの辺りの今の受け止め【方をください 00:44:06】。 河村:いっぺんこれは選管が発表して、その後いっぺんまた正確な状況を見て、また今日になるかどうか知らんけど、あらためてお集まりいただくようにやりますけど。とんでもない話でもうどえらい怒ってますよ私もね、本当にこれは。許しがたいと、誰がやったか知りませんけど、これは。徹底的な真相解明やらないかん、これは。とんでもない話。とんでもないを相当超えとるぐらいの話で、僕の知っとる人はみんな真面目にきちっとやられた方ばかりですので、僕自身もそうですよ。そこは自分の名前は自分の一筆しか書いておりませんけど、自分の、河村たかしというのは、一筆は書きましたけど。 あとは土日を中心としていろんなところへ出掛けていってやってきまして、これ。とんでもないもんですよ。こういう、国民の固有の権利ですから。選挙権もそうですけど。選挙権の裏側みたいなもの。裏側いうと感じ悪いけど署名運動ですね、リコール運動というのは。これは本当に、基本的人権の中で大きいですよ、これ。絶対これは真相解明するということで、それ以上のところは、ええ。大変に怒っております。考えられんな、こんなこと。
何に怒っているのか
共同通信:共同通信の【ハタノ 00:46:00】です。すいません、今の市長の回答の確認なんですけれど、許しがたいっていうのは何に怒ってるんですか。不正署名があったとされることについてですか。それとも県選管の調査をしたことについてですか。 河村:順番にいきますと、あとでまたやりますけど、まずは国民の権利に対するどえらい挑戦ですよね、これは本当に。署名運動そのものの存在価値が危ななりますよ、こんなことやっておったら。それから愛知県民、名古屋市民の皆さんがこれは一番ひどいところだと思いますよ。90%超えとるじゃないですか、無効署名が。有効署名が少なすぎますよね、それと、これはどう考えても。と思いますね。それに対する重大な挑戦といいますか、民主主義への根幹を揺るがす重大な挑戦ですよ。絶対に真相を明らかにせな、誰がやったか。 それと、これは1人じゃできません、こんなことは。選管のあれを見てみんと分からんけどね、どういうふうにやったのか、これ。同一署名になりますけど、どういうふうになっとるのか見てみんと分からんですけど、1人じゃこんなことできるわけないじゃないですか、そんなの。でしょう? だから組織的に誰かが関与してやったんでしょう、これ。そうとしか思えんわな、どう考えても。ということです。 選管については、始めは僕は、こんなことはあり得んと、あり得んですから本当に。審査手続ってあるんですからそもそもこれ。変な名簿出したってみんな、はねられるんですよ、あれは審査ものすごい厳しいんですよ。10年前にやったらからよう知ってますけど、これ。そんなやつを審査手続っていうような法定の手続があって、そこでやり、またその審査に対しての閲覧手続というのは法定で定まっとるわけ、役所がやった審査が正しいかどうかっちゅうのは。 10年前でも二十数パーセント無効だということに確かなって、そのあと閲覧でそれがまた逆転して、みんなが俺が本当に、私が本当に書いたんだということで、で、結局リコール有効になったわけです。だからみんな熱心にやりますよ、当然のことならがら。非常に重要な行為なんですよ、公務員を辞めさせたりすることも。選んだりすることも重要ですけど。