金使いまくり! 世界の名将が投じた補強費ランキング2位。皮肉…。最もお金使ったマンU時代に大失敗
サッカー界には数多くの名将が存在する。戦術を駆使する者、マネジメントに秀でた者など、その特徴はさまざまだ。ただ、共通してるのはそこには選手が存在するということ。どんな選手を獲得し試合で起用するかが監督としての実績に大きく影響する。今回は世界の名将たちが選手獲得にどれほどのお金を使ってきたかをランキング形式で紹介する。(データは『transfermarkt』を参照)
2位:ジョゼ・モウリーニョ 生年月日:1963年1月26日 現職:フェネルバフチェ監督 選手獲得に費やした総金額:19億1000万ユーロ(約3056億円) 最も高額な移籍金の選手:ポール・ポグバ(1億500万ユーロ/約168億円) 2000年代初頭に突然欧州にその名を轟かせたジョゼ・モウリーニョが2位にランクインした。 早々に選手としてのキャリアを諦め指導者への道を歩み始めたモウリーニョが、サッカー界に衝撃を与えたのはポルト時代になる。欧州のビッグクラブと比べると資金力、選手層などあらゆる面で劣るポルトをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の優勝に導いたのだ。 ここからモウリーニョのサクセスストーリーが始まっていき、チェルシー、インテル、レアル・マドリードという強豪クラブを率いて、すべてのクラブにおいてリーグタイトルをもたらした。ただ、この3つのクラブの就任中はそこまで多くのお金を使っていない。 皮肉なことに、モウリーニョが一番選手獲得にお金を費やしたのは、母国のポルトガルを離れてから自身が初めてリーグタイトルを獲得できずにクラブを去ったマンチェスター・ユナイテッドのときである。 ポール・ポグバ(1億500万ユーロ/約168億円)やロメル・ルカク(8470万ユーロ/約135億5200万円)、フレッジ(5900万ユーロ/約94億4000万円)やネマニャ・マティッチ(4470万ユーロ/約71億5200万円)らが、モウリーニョがこれまでのキャリアで一番お金を使って獲得した選手であり、ここまでの大金を使ってでも、2012/13シーズン以来のリーグ優勝を成し遂げることができなかったことは、モウリーニョにとっては一つの汚点となってしまったかもしれない。
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