「お墓・相続…この先、どうするつもり?」お正月「家族会議で話しておきたい」“避けて通れない”3つの話題 皆が集まる機会だからこそ「言いにくいけど大事な話」をしよう
迷ったら、家族会議で話し合ったうえで、専門家に相談してみるのも手です。 たとえば、相続や遺言については、行政書士、司法書士、弁護士などの専門家に相談できます。老後の住まいについては、地域包括支援センターなどで相談に乗ってくれます。 地元で信頼できる専門家とつながっておけば安心ですし、何かあったときに相談しやすくなります。 私自身、たくさんの人の相続、お墓、老後の住まいについての相談をお受けしています。
いざとなってからではなく、「早めに準備をしていた人」のほうが、よりよい選択ができるというケースをたくさん目にしています。 繰り返しますが、皆が集まるお正月は、家族でざっくばらんに話し合いをする絶好の機会です。 ぜひ、家族会議を開き、「皆がずっと安心できる準備」をしておくことを強くおすすめします。
松尾 拓也 :行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家