「横浜四大立ち食いそば」を食べ比べ! 天ぷら、とり肉など看板メニューと特徴を紹介
◆【関内】相州そば 関内本店:ガッツリ食べたい方にピッタリ
「相州そば」は1966年創業の立ち食いそば店。関内本店は関内駅近くの入船通りとベイスターズ通りが交差する場所にあります。4店の中で唯一チェーン展開をしており、関内本店のほか、相鉄線の駅近くに「相州そば」と「相州蕎麦」を出店しています。 券売機はなく、カウンター奥の厨房にいるスタッフの方に口頭で注文するスタイルです。名物メニューは、「げんこつ鶏天そば(税込550円)」。鶏天は長さ15cmほどのモモ肉が使われ、しょう油ベースの下味がついています。他の3店とは違い、天ぷら類は店内で揚げています。 注文時に鶏天を食べやすいようにカットするかどうか聞いてくれます(画像はカットなし)。そばは自家製の生麵を使用。鯖節だけで作ったつゆは、スッキリした甘めの味わいです。 そば・うどんのほか、カレーライスやカツ丼、天丼など、ごはんものも充実。そば・うどんとごはんものを組み合わせたセットメニューもあるので、ガッツリ食べたい方におすすめです。 「相州そば 関内本店」情報 住所:横浜市中区住吉町1-8 営業時間:7:00~22:00 定休日:日曜
◆【横浜駅西口】きそば 鈴一:コスパだけでなくタイパにも優れている!
「きそば 鈴一」は1971年創業で、横浜駅西口の相鉄線改札口の前にあります。同店の特徴は、コスパだけでなくタイパにも優れていること。湯せんだけすればいいように袋詰めされた茹で麺を使用しているため、食券を出せば10数秒でそばが出てきます。 つゆの温度もちょうどいい温かさなので、すぐに食べ始めることができます。横浜駅で手早く食事を済ませたい時にはおすすめです。 かつお出汁ベースのつゆは甘めでしっかりした風味。つゆは業務提携しているシマダヤが製造したタレを、店内でとった出汁で割っているそうです。天ぷらは「川村屋」「日栄軒」同様、「天ぷらいわた」から仕入れたものを使用しています。 そば・うどんだけでなく、きしめんを選択できるのが他の3店にはない大きな特徴といえます。 「きそば 鈴一」情報 住所:横浜市西区南幸1-11-1 営業時間:7:00~21:00 定休日:第1、第3日曜 おつゆにこだわりのある方は「川村屋」、他店にはないトッピングを楽しむなら「日栄軒」と「相州そば」、横浜駅で急いで食べたい場合は「きそば 鈴一」がおすすめです。「横浜四大立ち食いそば」の食べ比べを楽しんでみてください。
田辺 紫(横浜ガイド)