【パリ五輪現地情報】平河悠に復帰の望み。サッカーU-23日本代表の前日練習に1人が欠席。スペイン戦に向け調整
サッカーU-23日本代表は現地時間1日、フランス・リヨンで練習を行った。パリ五輪(パリオリンピック)準々決勝のU-23スペイン代表戦の前日となったこの日、平河悠はピッチに姿を現し、報道陣に公開された約15分間は他のメンバーとともにウォーミングアップを行った。 【決勝トーナメント表】パリ五輪 男子サッカー 平河は初戦のU-23パラグアイ代表戦で相手選手のタックルを受け、右足首を負傷していた。その後は別メニュー調整が続いており、第2節のU-23マリ代表戦、第3節のU-23イスラエル代表戦は欠場していた。 スペイン戦に間に合うかは分からないが、ピッチで練習できるまで回復したことは確かだ。決勝トーナメントで平河が復帰することができれば、金メダルを目指すチームにとってはこの上ない戦力アップになる。斉藤光毅、三戸舜介、荒木遼太郎、佐藤恵允らアタッカー陣はいずれも得点やアシストという結果を出しているが、攻守両面で貢献度の高い平河の復帰が待たれる。 また、イスラエル戦に先発し、腰を強打して負傷交代となった川﨑颯太はグラウンドに姿を見せたものの、練習開始前の円陣の輪が解けるとグラウンドを離れ、全体練習には参加しなかった。全体練習後にはスタッフとともにストレッチを行う姿も確認できたが、スパイクは履いておらず、2日の出場は難しいかもしれない。 (取材・文:加藤健一【フランス】)
フットボールチャンネル編集部