元MLB経験者のロッテ同僚が語る佐々木朗希のメジャー挑戦「日本で最高の投手」「もっと経験が必要」
ロッテが9日、かねてメジャーへの思いを口にしていた佐々木朗希投手(23)のポスティングシステムを行使してのメジャー挑戦を容認することを発表した。 米ワシントンポスト紙で野球記者をしているチェルシー・ジェーンズ氏は、自身の「X」(旧ツイッター)で、ロッテで今季まで2年間同僚だったグレゴリー・ポランコ外野手(33)のコメントを紹介した。 ポランコは22歳だった14年にパイレーツでメジャーデビュー。21年までプレーして通算823試合に出場して、96本塁打、362打点、打率2割4分1厘、98盗塁で、22年は巨人、23年からはロッテでプレーした。 同氏の「X」によると「メジャーに行くだけでなく、そこで成功すると信じている」、「山本がいなくなり、彼は日本で最高の投手だ。彼は剛速球を投げる。身長も高い。スプリットもエグい。変化球も全てだ」と絶賛。だが、自身の経験も踏まえて「私は彼に、『彼はまだ若い。もっと経験が必要。もっといてよ』と言ったが、彼は『いや、(メジャーに)行きたい』という感じだった」とポランコが答えたという。 朗希は19年ドラフト1位でロッテ入りし、1年目の20年は1軍登板なし。2年目の21年にデビューしたが、規定投球回に到達した年はなく、実質4年間で64試合に登板し、29勝15敗、防御率2・10だった。
報知新聞社