『老化は治療できる』マウス実験では“若返り”も!?「“ガチ”な運動はNG」東大教授が教える老化研究の最前線【ひるおび】
中西教授: 一過性に酸素を吸っていただくのはありかもしれませんが、長期間酸素を使い過ぎてエネルギーを作っていると、どうしても活性酸素が生まれます。 過度なストレスを感じない運動が一番いいといわれています。 ■老化のお悩み〔1〕「寝ても疲れがとれない」 スタジオ出演者のお悩みに、アドバイスをいただきました。 コメンテーター 中川翔子: 疲れて、寝たらなおるのかなと思ったら、寝ても肩こり・背中が痛いなどが治らない。どうしたらいいんですかね。 ≪中西教授のアドバイス≫ 睡眠の質が悪いと老化する⇒老化すると睡眠の質が悪くなるという悪循環 睡眠を良くする工夫が必要 中西教授: 自分ではよく寝たと思っていても実は睡眠の質が非常に悪くなっている可能性があります。歳をとってくるとどんどん睡眠の質が悪くなってきますので、そちらを改善するともう少し「寝ると体が回復する」という感じがするんじゃないかと思います。 どれぐらいきちんと寝ているかは今検査で測ることができますので、一度睡眠の質を調べてみるといいかもしれませんね。 ■老化のお悩み〔2〕「体力が落ちた&老後が不安」 もうすぐ60歳を迎えるMC恵俊彰。 2年前くらいから目の疲れ・のどの疲れ・体力が落ちたなどの変化が。 どんな生活を送ればいいのか、老化への不安もあるといいます。 恵俊彰: 目薬を多用するようになったり、喉の疲れとか、疲れが取れないとか、そういうことの連続なのでちょっとへこんでるんですよ。 ≪中西教授のアドバイス≫ 典型的な老化の兆候。 病気が隠れていないか検診は怠らないように。リズム正しい生活を送って暴飲暴食を避けるのが大切。 恵俊彰: 多少お酒を飲むのはいいんですか? 中西教授: 非常に難しいんですけども、実は飲酒というのはがんという面から見ると全て駄目なんです。少量だからいいというものではない。 ただし、やはり少量飲むことによっていわゆる心のストレスを解放するという効果もありますので、自分自身の体と相談されてください。