内向型が強みを発揮するために…やってはいけない5つのNG習慣【内向型人間のトリセツ4】
落とし穴5:情報収集ばかりで行動できなくなる
内向型の特徴として、学ぶことを好む傾向があります。 しかし、いつまでも学び続けて次のアクションに進まないままだと、フットワークが重くなり、「何かをしたい」「変わりたい」と思っても動き出しにくくなってしまいます。 また、知識を増やすだけで満足して、自分事に落とし込まないでいると、せっかくの学びを生かせません。 学びは本来、「自分の人生をよりよくしたい」「自分や他人を理解したい」「仕事に役立てたい」といった目的を叶えるための手段の一つです。 そのことを忘れないためにも、学び始める前に「私は何を知りたくてこれを読むのか?」「これを学んで何がしたいのか?」と自分に問いかけて、「学ぶ目的」を明らかにしておきましょう。 学んだ後には「学びを生かすためのファーストステップは、何をする?」と自問して、次にやることをメモしたり、スケジュールに入れたりして、学んだ知識を栄養として吸収するのです。それが、学びを生かして進む活力になります。 「時間の余白」が、内向型を生かすキーワード。余裕のないときは、落とし穴にハマっていないか確認しましょう! ■もっと読みたい■ 内向型を知る1「2人に1人?あなたの「内向型度」をセルフチェック」 内向型を知る2「内向型さんと同じ?繊細さん(HSP)の特徴」 内向型を知る3「人疲れしやすい内向型が「静かな時間を求める」理由」 内向型を知る4「内向型が避けたい5つの落とし穴とその対策」 ■著者:井上 ゆかりさん(内向型カウンセラー) いのうえ・ゆかり 内向型カウンセラー。自身が20年間コンプレックスを感じていた内向性を受け入れられるようになった経験と独自の分析力をもとに、2018年からSNSなどで「内向型を直さず活かす生き方」を発信。これまでに内向型コミュニティの主宰や講演、カウンセリングセッションなどを行う。 ■監修:本橋へいすけさん もとはし・へいすけ ライフコーチ。Mindset Coaching School 卒業。個人、法人、延べ3000 人以上を対象に認知科学をベースにした講座やコーチングを行う。本書では、脳と心のしくみの解説部分において監修を担当する。 ※本記事は『世界一やさしい内向型の教科書 「静かな人」の悩みがちな気質を直さず活かす3ステップ(世界文化社刊)』より一部抜粋して構成しています。
ハルメク365編集部