<ヘッドフォン祭>オーディオテクニカ、軟骨伝導第2世代モデルを展示/AVIOTやビクター最新モデルも
フジヤエービックが主催する「秋のヘッドフォン祭」が、ステーションコンファレンス東京にて本日11月2日に開催されている。ここでは、オーディオテクニカ、ビクター、AVIOTの新製品を中心にレポートしよう。 ■オーディオテクニカ -使い勝手も向上した軟骨伝導第2世代モデル オーディオテクニカは、開放型ヘッドホンをじっくり体験できる大部屋に加えて、完全ワイヤレス関連製品を試聴できる小ブースも設置。軟骨伝導イヤホンの第2世代モデル「ATH-CC500BT2」と、マグネットでくっつく完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS50TW2」を披露した。 ATH-CC500BT2は、前作をリリースして以降、お客様から寄せられたさまざまな要望を踏まえてアップデートしたモデル。耳穴を塞がず、軟骨の伝導を利用して鼓膜に音を伝えるという基本機能はそのままに、軽量化や最大ボリュームをさらにあげるなど使い勝手を強化。先週発売になったばかりだが上々の滑り出しだという。 ATH-CKS50TW2はイヤホン単体で最大25時間という長時間のバッテリーを搭載することが大きな特徴。「ケースを持ち出さずに、イヤホン単体だけで持ち運びができるよう考えて設計しました」とのことで、マグネットで2つのイヤホンがくっつくようになっており、ポケット等に入れっぱなしでもなくしにくいよう配慮されているという。 AVIOT -未来感のあるデザインと本格派の音質が魅力の「WA-Q1」 AVIOTは、“あの”ちゃんをCMで起用したことでも話題を集めている本日発売のワイヤレスヘッドホン「WA-Q1」を初展示。未来感のあるメタリックなデザインで、ブルー・ブラック・ピンク・ベージュの4色を展開する。 コンパクト&軽量を実現したスタイリッシュなヘッドホンで、価格も1万円強と「はじめてのヘッドホン」としても安心。軽やかな見た目に反して、音質やノイズキャンセリングの技術は本格派。耳に当てたときの柔らかな質感もナイスだが、特に米津玄師など男性ボーカルの質感の柔らかさはなかなかに印象的だ。 VICTOR -プロのエンジニアが監修した完全ワイヤレス ビクターのブースでは、最新の完全ワイヤレスイヤホン「HA-FX550T」のほか、フラグシップモデルとなる「HA-FW1000T」、ながら聴きイヤホン「HA-NP50T」などを中心に展示。いずれもニッパーくんがあしらわれたキュートなデザインも特徴。「HA-FX550T」は超小型サイズに高音質を凝縮したモデルで、バッテリーも音質も妥協しない仕様が盛り込まれている。 ビクターのイヤホンの最大の特徴は、何より「ビクタースタジオ」のエンジニアと一緒に音質のチューニングを行っていることにある。専用アプリを活用すれば、プロのエンジニアがプリセットしたモードを選択可能。音のプロの推奨のサウンドを耳元で楽しむことができるようになっている。
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈