500円でも大人気! ダイソーのUSBカップウォーマーを使ってみた
【現役店長のホンネ 100円ショップのすぐれもの】#86 あったかいコーヒーがデスクでいつでも味わえる。「USBカップウォーマー」(500円)がダイソーで発売されるや否や、ネットなどで話題になっています。 海外旅行の必需品「変換プラグ」も100均で揃います! 1つでほぼ全世界対応の機種も 売れている理由は、やはり価格。ざっくり調べてみると、類似品はだいたい1500円以上はするようなので、半分以下というのはうれしいですね。 ただし、ダイソーのカップウォーマーにはACアダプターは含まれていません。スマホの充電器などをすでにお持ちだと流用できますが、なければ別途購入する必要があります。仕様は5V2A以上なので、そちらは同じくダイソーのもので用意するといいでしょう。ダイソーのACアダプターは300円で売られていますので、合わせても800円と、まだまだお安い! カラーバリエーションは白とライトピンクの2色展開。使い方はとてもシンプルで、USBケーブルをアダプターにつないで電源を入れるだけ。ヒーター部分が80度近くまで上がり、カップを温めます。 実際に使ってみると、飲み物の温度は熱くはなく、ほんのり温かい飲み頃な感じ。使用できるのは、耐熱ガラス製、金属製、陶磁器製の底面が平らなものとあるように、底が持ち上がっていたり、高台になっているものは使えません。また、紙製や木製のものも使用できないのでご注意を。 ■パソコンのUSBポートが使えたら… あと、パソコンのUSBポートやQC3.0のアダプターも使用不可。パソコンのUSBポートが使えたら便利なのに~とそこだけは残念! ポータブルバッテリーやモバイルバッテリーを使えばアウトドアでも使えますよね。 もっとしっかりと保温をしたいという方には、マグカップカバーやシリコーン蓋(ともに100円)をカップの上にのせましょう。両方とも直径10センチまでのカップに使え、ホコリ防止にもなりますので併用したいところ。 ちなみに、カップウォーマー全般に言えることなのですが、熱伝導の良いカップとの相性がいいようです。ステンレスカップは保温性が良い半面、熱伝導がイマイチなので、外からの熱が中身に伝わりにくい。陶器やガラスも熱伝導率が低く、保温性も低いため、底の部分だけが熱くなりがちです。 では、一番相性がいいのは? それはホーロー製のマグカップ。材質が鉄や銅なので熱伝導が良く、保温性も高いのが特徴。残念ながら100円ショップでは見当たりません。昨年まではキャンドゥで扱っていたのですが、また再販されるのが待ち遠しいところです。 いつでも温かい飲み物が手に入るカップウォーマー。この冬の強い味方になりそうです。