今年の夏こそ「青春18きっぷ」でお得な旅はいかが?リピーターは多いのに経験者はわずか25%!
1回2,410円以上乗ればお得! 余った分は売ることも!
「青春18きっぷ」の価格は、大人・子ども一律12,050円。5回乗れるきっぷなので、1回につき2,410円以上移動する場合はお得になります。1回あたり乗車日当日限りの乗り降り自由。計画的に利用すればかなり効率よく旅行を楽しむことができそうですね。 「往復2,410円以上乗れば元が取れるので、とにかく遠くに行く」(40歳男性/コンピュータ関連以外の技術職) 「グループで分けて使う」(62歳女性/総務・人事・事務) 「全部使いきれないときはチケットショップで売る」(66歳女性/主婦)
鉄道フォトライター・矢野直美さんに「青春18きっぷ」おすすめルートを聞きました
いろいろとお得な「青春18きっぷ」、そのおすすめの使い方について鉄道フォトライターの矢野直美さんに教えていただきました。 「5回(人)分がセットになった「青春18きっぷ」は、一枚のきっぷで同一行程なら最大5人まで同時使用できるため、さまざまな使い方が考えられます。家族そろっての里帰りや、仲間との女子旅。もちろん1人でひたすら遠くをめざす旅や、気分転換の日帰り旅にも活用できます。 お目当ての町で時間をたっぷり使うために、目的地までは新幹線や特急を使い、現地では18きっぷを活用したのんびり普通列車の旅という考えもあります。使い方はまさに千差万別のため、時間や料金を計算し、お得で自分に合ったプランを考えるのも楽しみのひとつです。 普通・快速列車が基本なので、おすすめは美しい車窓をゆっくり堪能できる路線。いくつかご紹介しますね」(以下「」内、矢野直美さん) ⚫︎眺めのいい路線 「日本一大きな湿原・釧路湿原やオホーツク海といった優美な車窓が広がるJR釧網本線(北海道)。 海に屹立する奇石や砂浜、漁港など日本海のさまざまな海岸風景が見られるJR五能線(秋田・青森)。 地元写真家がSNSで発表した作品によって、山間の川を渡る美しい鉄道風景が世界中から人気を集めるJR只見線(福島・新潟)。 晴天に恵まれれば3000m級の立山連峰を望むJR氷見線(富山)。 清流・四万十川とまるでランデブーするかのように走るJR予土線(高知・愛媛)。 瀬戸内の多島風景や段々畑の向こうに広がる海が絵になるJR予讃線(香川・愛媛)。 JR最南端の駅・西大山駅と円錐型の優美な開聞岳、海岸線が絵になるJR指宿枕崎線(鹿児島)など、乗って楽しく、眺めの見事な路線は本当にたくさんあり、あげていくとキリがありません」