霜降り明星の粗品（2024年撮影）

　お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品（31）が27日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、天皇賞・秋（G1、芝2000メートル、東京）の予想を振り返った。「生涯収支マイナス4億円君」としての2発目。本命馬に指名した3冠牝馬リバティアイランドは1番人気に支持されたが、まさかの13着大敗を喫した。 【写真】投資額が桁違いすぎる…粗品が残高、払い戻し金額など公開 　沈んだ声で「どうも生涯収支マイナス4億円君です」とあいさつし「オッ」と両手を上げるお手上げポーズを取って、悔しさいっぱいだった。 　「ボケェ～イ」と馬券を外した時の決めぜりふを口にして「マジでえ。リバティ飛んだ」と驚き「お母さんに電話しました」ともう1つの決めぜりふも忘れなかった。 　馬券はリバティアイランドが馬券圏外になっても、3連単で勝ち馬ドウデュースを1着にしたフォーメーションを推奨していたが、2着のタスティエーラはすべての買い目に入っていなかった。結果的にダービー馬の1、2着だった。「いや、またなんか、粗品の呪いって久しぶりにトレンド入っていたな。俺も久しぶりにX（旧ツイッター）でポストしてん。リバティアイランドって」と明かした。 　またこの日もWIN5を買い、3頭→8頭→6頭→5頭→9頭の計6480組に各100円、計64万8000円の購入を証明するスマホの画面を見せた。 　「まあ、ちょっと予算オーバーしたけど。あんな、前回1番人気を絶対入れへんで1年、買うって言ってたけど、よくよく見たのよ歴代の払い戻し一覧。全部さかのぼってみたら、意外に億いってるやつ1番人気は1レース入っとんねん。とか2レース入っとんねん。だから俺の中で荒れるレースと堅いレースを振り分けて、堅いレースは1番人気も入れるという感じにしました」と過去を分析して方針転換した。ところが結果は第1関門の京都10Rを外してあっという間にジ・エンド。不的中の先週の購入額44万1000円と合わせて、2週間でほぼ110万円を溶かした。 　「というわけで僕は競馬を引退しますが、みなさん、また来週お会いしましょう。最悪や、リバティアイランド。そっか」と言って動画を締めた。 　先週の菊花賞でも、本命に挙げた1番人気ダノンデサイルが6着に敗退した。天皇賞・秋も1番人気の◎が飛んだ。先週「生涯収支マイナス3億円君」から「マイナス4億円君」として“シーズン4”に突入してまだ2週間だが「3億円君」を上回る？　「呪い」を大発動。とうとう今年のG1予想は、的中させたNHKマイルCを最後に9連敗の1勝15敗となった。「1万円企画」でも当たらぬG1。トンネルの出口はまだまだ先なのか。 　来週の重賞はG2、G3でG1は小休止となるが、早くも2週間後のエリザベス女王杯には視聴者から「レガレイラ本命禁止」の書き込みが…。調べると今年のG1で◎にした1番人気は5頭が掲示板を外している。粗品はいつまでさまようのか。 　＜粗品の24年JRA・G1の本命馬と結果＞ 　フェブラリーS　オメガギネス14着（1番人気） 　高松宮記念　ルガル10着（1番人気） 　大阪杯　タスティエーラ11着（1番人気） 　桜花賞　クイーンズウォーク8着（3番人気） 　皐月賞　シンエンペラー5着（5番人気） 　天皇賞・春　ドゥレッツァ15着（2番人気） 　NHKマイルC　ジャンタルマンタル1着（2番人気） 　ヴィクトリアM　ナミュール8着（2番人気） 　オークス　ステレンボッシュ2着（1番人気） 　ダービー　ジャスティンミラノ2着（1番人気） 　安田記念　ソウルラッシュ3着（2番人気） 　宝塚記念　プラダリア4着（6番人気） 　スプリンターズS　ナムラクレア3着（4番人気） 　秋華賞　ミアネーロ6着（4番人気） 　菊花賞　ダノンデサイル6着（1番人気） 　天皇賞・秋　リバティアイランド13着（1番人気）