少ない手取りでも貯金ができる! 一人暮らしの家計見直し術と無理のない節約法
一人暮らしを始めたばかりの方にとって、手取り18万円で家賃や生活費をやりくりしながら貯金をするのは簡単ではありません。しかし、少しの工夫で無理なく支出を減らし、貯金ができる生活を実現することは可能です。本記事では、家計の見直し方や節約のポイントを解説します。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
固定費を見直して毎月の支出を減らそう
一人暮らしの生活費を抑えるためには、まず固定費を減らすことが重要です。固定費は毎月必ず発生する支出なので、一度見直せば継続的な節約効果が期待できます。 ・通信費の見直し スマホ代は格安SIMに変更することで、月額料金を1000~3000円程度に抑えられ、大幅に削減できます。 ・光熱費の節約 節電意識を持つことで、光熱費を減らしましょう。例えば、エアコンの設定温度を下げる、冷蔵庫や便座暖房は季節ごとに温度調整をする、炊飯器や電気ポットは長時間の保温をせずに必要なときだけ使うなど、細かい節電を積み重ねることで年間数千円の節約が可能です。節電方法は、経済産業省 資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」を参考にできます。 また、電気料金プランを見直して洗濯機などを割安な時間帯に使用してもよいでしょう。 ・サブスクリプションサービスの整理 複数加入している動画配信や音楽サービスは、本当に必要なものだけに絞りましょう。サブスク管理アプリやエクセルを活用することで、契約している複数のサブスクが一元管理できて無駄な支出が減らすことができます。
食費を抑える工夫で大きな節約効果を得る
食費は毎日の習慣を少し変えるだけで、大きく節約できる項目です。 ・自炊を習慣化する コンビニや外食は1食あたり500円以上かかりますが、自炊をすれば1食あたり200~400円程度に抑えられます。 ・まとめ買いと作り置き 1週間分の食材をまとめて購入し、無駄な買い物を防ぐことで食費を管理しやすくなります。 ・お弁当や水筒を持参する 外食ランチに1日1000円かけると、月20日出勤で2万円程度の出費になります。自炊のお弁当が1日300円とすると月6000円ですみ、月1万4000円、年間で16万8000円もの節約ができます。