旦過市場火災で書類送検、北九州 火元の女性経営者「すごく後悔」
北九州市小倉北区の旦過市場一帯で昨年8月、40店舗余りを焼いた大規模火災で、福岡県警は28日、調理用の廃油を加熱したまま放置し火災を引き起こしたとして、業務上失火の疑いで、火元となった居酒屋の経営者だった女性(63)を書類送検した。容疑を認め「すごく後悔している」と話している。 全焼の老舗映画館、本格開業へ 北九州、大規模火災から再建
書類送検容疑は昨年8月10日午後8時25分ごろ、店舗内で使用済みの天ぷら油に凝固剤を入れ、加熱したままその場を離れた過失により出火させた疑い。 飲食店や老舗映画館「小倉昭和館」など計47棟が焼けた。けが人はいなかった。 旦過市場では昨年4月にも、大規模な火災があった。