乙武洋匡氏、都民ファーストの会の顧問就任 都議選控え発信力強化へ
地域政党「都民ファーストの会」が25日夜、東京都新宿区内のホテルで政治資金パーティーを開いた。来夏に都議選を控えるなか、作家の乙武洋匡氏(48)を顧問に迎え、SNSの発信強化を進める方針を打ち出した。 【グラフ】「ほかに手が…」政治家が依存する政治資金パーティー 再開の動きも パーティーは冒頭が報道陣に公開され、特別顧問の小池百合子知事が「車の両輪として、ともに東京大改革を進めている」とあいさつ。都民ファは10月の衆院選で国民民主党を支援しており、代表の森村隆行都議は今後の関係について「政策的な協議をしながら、緊密な連携を図っていこうと考えている」と話した。 都民ファの都議は現在27人で、都議会第2党。今月の兵庫県知事選でもSNSの影響の大きさが指摘されるなか、ネット上の発信力の強化が課題となっており、森村氏は乙武氏と連携したSNS対策について「少なくとも年内には取り組みをスタートさせたい」と語った。
朝日新聞社