【明治神宮大会】東洋大姫路が聖光学院に5回コールド勝ちで初戦突破!高畑の3ランを含む10安打10得点 エース阪下は5回無失点
■第55回記念 明治神宮野球大会 高校の部 1回戦 東洋大姫路(近畿・兵庫)ー聖光学院(東北・福島) (20日 神宮) 東洋大姫路が聖光学院に高畑知季(2年)の先制3ラン本塁打を含む10安打10得点を挙げ、5回コールド勝ち明治神宮大会で初勝利を飾り初戦を突破した。東洋大姫路は準々決勝で二松学舎大付(東京)と22日に対戦する。明治神宮大会で優勝した地区には例年通り来春の第97回センバツ大会に1枠が追加される。東洋大姫路・岡田龍生監督は履正社監督時代の2016年・第47回大会に明治神宮大会を制している。 東洋大姫路は17年ぶり3度目、聖光学院は7年ぶり2度目の明治神宮大会出場。 東洋大姫路のエース・阪下蓮(2年)は最速147キロのプロ注目右腕。近畿大会4試合、27回2/3を投げ1失点の防御率0.33と抜群の安定感を誇る。 阪下は1回、3人の打者を全て内野ゴロに打ち取る立ち上がり。後攻の東洋大姫路は直後、1回の攻撃で内安打と四球で2死一・二塁とすると5番・高畑知季(2年)がレフトポール直撃の3ランを放つ。高畑は高校初本塁打。 東洋大姫路は2回も相手失策から2死一・二塁とすると2番・伏見翔一(1年)がレフトへタイムリーを流し打ち、続く見村昊成(2年)がセンターオーバーの2点タイムリーを飛ばし、6ー0とする。 東洋大姫路は4回の攻撃も2死一・二塁から相手の暴投で二・三塁から4番・木村颯太(2年)がライトオーバーの2点タイムリーツーベースを弾き返し、さらに敵失で1点を加え、9ー0と大きくリードを広げた。そして5回に無死三塁から阪下自身がライトへタイムリーを運び、10ー0のコールド勝利を収めた。 阪下は2回以降も打たせて取るピッチングで安打を許した直後には2併殺打に仕留め5回を投げ44球、2安打、無四死球、2奪三振の無失点に抑えた。