「ミニダム」で海抜ゼロ都市守る 東京スカイツリーに首都圏最大級の貯水槽 現着しました!
貯水量のうち抑制槽が1835トン、貯留槽が800トン。抑制槽は集中豪雨などによる洪水を防ぐためのものだが、貯留槽は植栽への散水に再利用している。貯留槽の雨水は濾過装置を通過し、塩素による殺菌を経て、ポンプで敷地内の広場など各エリアに送られている。
広場に植えられている、青々と育った木々の根元を改めて見ると黒い散水用のチューブが伸びていた。小さな穴から定期的に散水され、省力化にもつながっているという。網さんは「墨田区は雨水利用で有名なところ。環境配慮という面でも有効です」と胸を張った。スカイツリーは高さだけでなく、地下空間も抜群だった。(山本玲)