大阪市・松井市長「川に飛び込んだり命を粗末にするような行為はやめて」と呼びかけ
大阪市・松井市長「川に飛び込んだり命を粗末にするような行為はやめて」と呼びかけ
大阪市の松井一郎市長は31日午後、大阪市役所で定例記者会見を開いた。松井市長は会見で、韓国・ソウルの繁華街である梨泰院(イテウォン)で150人以上が犠牲となった事故を受け「ハロウィーンを楽しむこと自体、否定をすることはありませんが、他人に迷惑をかけない範囲で楽しんでいただきたいと思います」と市民らに呼びかけた。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年10月31日)
松井市長は会見冒頭、今月29日にソウルの繁華街である梨泰院で大勢の若者が密集し、150人以上の犠牲者が出たことについてふれ「犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方の一日も早い回復をお祈りいたします」と述べた。 また「31日はハロウィーンの本番です。例年、仮装した多くの若者がキタやミナミへ繰り出してこられます。ハロウィーンを楽しむこと自体、否定をすることはありませんが、他人に迷惑を掛けない範囲で楽しんでいただきたいと思います」と呼びかけた。
大阪市内では、同市中央区の戎橋などで、仮装した若者たちがハロウィーンに集まることで知られている。松井市長は「大声をあげて騒いだりするなどの行為は大変な危険を伴いますので絶対にやめてください。また、道頓堀川に飛び込んだりする行為など、命を粗末にするような行為はやめてもらいたいと思います。くれぐれも慎重な行動をお願いいたします」とも呼びかけていた。